小学校に響く歓声

「障がい者アスリート交流キャラバン」

日本障がい者スポーツ協会は4月20、21の両日、東京・渋谷区の区立小学校で「障がい者アスリート交流キャラバン」(協力=渋谷区、渋谷区教育委員会、日本車椅子バスケットボール連盟)を行った。

同協会では以前から、児童に障がい者スポーツの魅力を体感してもらい、心のバリアフリーを促進させようと、各地の小学校でさまざまな障がい者スポーツを体験する同キャラバンを随時実施している。

今回は5月3~5日に、同区の東京体育館で「第44回日本車椅子バスケットボール選手権」が行われることから、その観戦誘致も目的に大会応援プロジェクトとして開催された。20日、区立鳩森小には、シドニーパラリンピック車椅子バスケットボール元日本代表でチームキャプテンを務めた根木慎志氏と車椅子バスケットボールチーム・NO EXCUSE(ノーエクスキューズ)所属の4選手が来校した。

根木氏は、全校児童約100人を前に「今日は、車椅子バスケを通して皆と友達になりに来た。競技の難しさと楽しさの両面を体感してほしい」とあいさつ。また、普段使いの車椅子と競技用の違いについて児童の気付きを優先しながら説明するなど、軽快なトークで児童の関心を引いた。

右から根木氏と、湯浅剛、大嶋義昭、村上慶太、池田貴啓の4選手

選手によるミニゲームが始まると体育館は児童の声援で満たされた。6年生児童の競技体験から先生選抜の対決に進むにつれて、児童はさらにヒートアップし応援合戦の様相を呈した。児童が休憩中も根木氏や選手らを取り巻き、話し掛けたり車椅子と走るなど触れ合いを楽しむ様子から、すでに心のバリアフリーは達成されているように見受けられた。

全校生徒参加の車椅子リレーでは、車椅子の操作に苦労しながらも全員がゴールした。

最後に選手は「大きな声援に驚き、うれしかった」「皆のチームワークは素晴らしかった」などと話し「家族や友達と、ぜひ大会の応援に来てください」と結んだ。

児童は「競技は思った以上に難しかったけど楽しい」「選手をサポートする人もいることを知った」「障がいのある人も楽しめるスポーツがあると学んだ」など感想を述べた。

21日には同様のキャラバンが、区立代々木山谷小でも実施された。

大会情報:
http://www.jwbf.gr.jp/championship_man/info/game/44.php

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