おもちゃの修復で、移植医療の
普及・啓発

グリーンリボンキャンペーン事務局は5月10日から、移植医療の社会的な価値について多くの人に理解を深めてもらうため「Second Life Toys おもちゃの移植手術」プロジェクトの一般募集を開始した。

壊れてしまったおもちゃを、ドナーとなるおもちゃの一部を使って修復しよみがえらせることで、実際の臓器移植について考えるきっかけとなればという新しい取り組みだ。

同プロジェクトは、移植医療の普及・啓発を目的とした「グリーンリボンキャンペーン」の一環として行われ、2015年末から限定的に公開し募集を行ってきたが、今回広く一般からの募集をスタートした。

日本で臓器移植法が成立してから今年で19年になるが、現在でも1万4000人の移植希望登録者に対して、実際に手術を受けられるのは年に2%・約300人にとどまる。特に小児移植に関する理解は、大きく立ち遅れているのが現状だ。

キャンペーンでは、遊ばなくなってしまったおもちゃをドナーとして寄付を募ることからスタートし、同時に修復が必要なおもちゃも募集する。壊れてしまった大好きなおもちゃとまた遊びたいという子どもたちの願いを「おもちゃの移植手術」でかなえるもので、ドナー提供者には、修復したおもちゃのレシピエント(受け取り人)から感謝の手紙が届く。提供することの喜びを感じてもらい、自分の大切なものが誰かの大切な存在として生き続けるという「移植の疑似体験」だ。

キャンペーンへの参加は特設サイト(http://www.secondlife.toys/)から。

キャンペーンのコンセプトを解説する動画も視聴できる。

クマ × サルのぬいぐるみの腕
クジラ × シカのぬいぐるみの耳
ヤギ × クマのぬいぐるみの手足

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