US発★体が不自由でも子どもと遊べる玩具 360iが開発

米国では560万人に、四肢まひの症状があるという。クリストファー・アンド・ダナ・リーブ基金は、電通イージス・ネットワークの360i、テクノロジー企業Axiosと協働で、肢体が不自由でも子どもと一緒に活動的に遊べる「Adaptoys」を発表した。

Adaptoysは、定番の玩具にモーションセンサー、音声でのアクティベーションや息による操作といったテクノロジーを応用したもの。吹き込み口のついたヘッドセットを装着し、息を吹き込むと加速し吸うとUターンするラジコンカーと、音声による指示で球が飛び出すピッチングマシンの2種類がこれまでに開発されている。

プロモーション動画では、試合中の事故で首から下がまひした元フットボール選手の男性が、子どもとラジコンカーを競わせたり、30年前に脊髄を損傷し、当時幼かった長男ともそして今は孫とも自由に遊ぶことがかなわなかった女性が、孫と一緒にボール投げを楽しむ様子が描かれる。女性は「ずっと夢見ていた、子どもたち、孫たちと一緒に楽しい時間を過ごせる新たな扉が開かれた」と語る。

このプロジェクトを手掛けた360iのチーフ・クリエーティブ・オフィサー、ピエール・リプトン氏にとっては、四肢のまひは父親が障害を負っていたために身近な問題だったという。

クリストファー・アンド・ダナ・リーブ基金は、肢体まひを患う家族を持つ全ての家庭へのAdoptoysの普及を目指し、今後も広く寄付を呼び掛けていくという。なお同基金は、1995年の落馬事故で首から下が不随となった、映画「スーパーマン」などで知られる俳優クリストファー・リーブ氏とその妻のダナ氏が設立に関わったもの。リーブ氏は2004年に亡くなるまで脊髄損傷の治癒に向けての研究開発を積極的に支援すると同時に、病に苦しむ人々を擁護し続けた。

 

adoptoys
孫と遊びたいという女性の夢はかなった(画像をクリックすると公式サイトで動画をご覧いただけます)
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