マインド・ホールを突破せよ。 #02

「考え方のクセ」は
ブランドの好みも左右する!

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    緒方 直美
    株式会社ビデオリサーチ ひと研究所 主任研究員

第1回では生活者には「考え方のクセ」があり、6セグメントに分類できるというご紹介をしました。

あなたはどのセグメント?いますぐ判定

今回はその中から情報や選択に関して自発的な2つのセグメントのF1層(女性20~34歳)を対象に、「考え方のクセ」の違いをデータで比較していきます。

トレンドフリークと雑学ロジカル

 

まずは、“好きなファッションブランド”を見てみます。

好きなファッションブランド

イメージ重視の「トレンドフリーク」は、「スタージュエリー」や、「マーキュリーデュオ」など“鮮度の高い”商品を提供しているブランドが上位となっています。機能重視の「雑学ロジカル」は「ロエベ」や「スウォッチ」など“品質や機能性の高さ”で語られるブランドが上位にランクインしていることが分かります。

 

続いては、F1層の7割が利用している通販について見ていきます。

通販会社・通販サイト購入経験(最近1年間)

「トレンドフリーク」はファッション系の“モノ”を購入するサイトが並ぶのに対し、「雑学ロジカル」は音楽や旅行など“コト”を購入するサイトを利用しているのが特徴です。

 

最後に、日常的に消費しているお茶飲料について見てみましょう。

お茶飲料飲用経験(最近3か月)

「トレンドフリーク」はパッケージのオシャレなリプトンブランドやミランダ・カーがCMに出演するサントリー黒烏龍茶を選択しており、やはりイメージを重視していることが見て取れます。一方で「雑学ロジカル」は“濃い緑茶“無糖“を選択する傾向があり、機能を見て選択しているようです。

 

このように、セグメントごとの「考え方のクセ」はどのような物事を選択する際にも影響してきます。「考え方のクセ」を理解することで、どのようなアプローチをすればよいのかが見えてくるのです。

次回は、よくあるマーケティングのお悩みを「考え方のクセ」を活用して解決する方法をQ&A方式でご紹介します。

ぜひ「考え方のクセ」に着目したマーケティング新論の書籍『マインド・ホールを突破せよ。』ビデオリサーチひと研究所編著)をご一読ください

 

プロフィール

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    緒方 直美
    株式会社ビデオリサーチ ひと研究所 主任研究員

    2004年入社。テレビ視聴率・衛星放送の調査・分析をはじめ、放送局や消費財メーカーなどさまざまな顧客の個別課題解決の調査設計・分析を担当。
    2013年から生活者研究の知見発信に携わる。「情報×選択セグメント」をはじめとする生活者セグメント「ひとセグ」の研究・開発チームリーダー。

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