『SHARED VISION』のおまけ #03

人と違うアイデアのために何をしてるんだっけ?(前編)

  • Take 02 6559 hirota
    廣田 周作
    株式会社電通 ビジネス・クリエーション・センター
  • 6
    八木 彩
    株式会社電通 第1CRプランニング局
  • 7
    藤本 宗将
    株式会社電通 CDC

廣田:人とは違うアイデアを生み出すためにやっていること、気を付けていることはありますか?

八木:私は、大学生のときからずっとブログをつけていて、気になったものや、映画の感想などを記録しています。今は仕事としてデザインに関わっていますが、当時の純粋な気持ちをときどき思い出して、あのときの自分が見ても恥ずかしくないものが作れているかな?ということを意識するようにしています。

最初のころは、ノートにつけていました。


廣田:昔のブログを見返したりしますか?

八木:自分が考えていたことや、好きなものの傾向が集まってくると、自分の作りたいものの方向性が見えてくるので、時々見返すようにしています。いいなと思うものの視点や、世界観、デザインなどは、一見バラバラに見えても、分析すると何かしら共通点があるように思います。
会社に入ったばかりのころ、自分がどういうものが作りたいのか分からなくなって悩んだ時期があったのですが、その時は自分の集めた好きなものが、作りたいものはこっちだよ!と導いてくれた感じがありました。最近は、どんなお仕事でも、自分がいいな、と思う感じを少しでも入れられるように心がけています。

廣田:僕が気を付けているのは、早寝早起きです。電通の人間は個性が大事だという風に習ったので、僕なりに「皆と違うこと」をやってやろうと思っていまして、そこでたどり着いた習慣が、早寝早起きです(笑)。

八木:早寝早起き…! 何時起きですか?

廣田:朝5時くらいに起きて、夜10時には寝てしまうようにしています。

藤本:早っ! 僕もアイデアが浮かぶのはだいたい朝ですが、夜通し書いたあとの明け方です(笑)。

 
散歩しながらアイデアを考えることも


廣田:まず第一に体調も良くなりましたし、朝は電話が鳴らないので、ものすごく仕事がはかどるんですよ。開発系のアイデアが浮かぶのもだいたい朝です。通勤途中に朝日がキレイに見える場所があって、ご来光の瞬間に立ち会うと多幸感が訪れます。

藤本:朝型に変えられるなら本当は変えたいですけど…。でも小心者だから「明日起きてから何か思いつくだろう」とは考えられなくて、思いつくまで寝られません。さすがにすごく眠いときは頭が回らないので、「寝る勇気!」という言葉を自分に言い聞かせて寝ます。

廣田:早寝早起きのいいところはほかにもあって、早く帰ると夕方、「奥さんたちがスーパーで何を買っているか」みたいなところをちゃんと観察できたりするんです。いつも夜中に帰宅していると、生活者のことを一番知っていないといけない自分たちが「生活者」としてダメになっていくので、それはとっても重要なことだと思っています。

プロフィール

  • Take 02 6559 hirota
    廣田 周作
    株式会社電通 ビジネス・クリエーション・センター

    2009年に電通入社。企業のソーシャルメディアの戦略的活用コンサルティングから、デジタル領域における戦略策定、キャンペーン実施、デジタルプロモーション企画、効果検証を担当。社内横断組織「電通ソーシャルメディアラボ」「電通モダン・コミュニケーション・ラボ」などに所属。著書に『SHARED VISION』(宣伝会議)。

  • 6
    八木 彩
    株式会社電通 第1CRプランニング局

    1985年、兵庫県生まれ。2009年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業、同年電通入社。アートディレクター、グラフィックデザイナーとして広告やCI、パッケージデザインなど紙媒体を中心に幅広くデザインを手がける。朝日広告賞、ADC年鑑、TDC年鑑、JAGDA年鑑入選など。

  • 7
    藤本 宗将
    株式会社電通 CDC

    1972年生まれ。1997年電通入社。コピーライターとして広告のメッセージ開発を手がける。主な受賞に、TCC最高新人賞・TCC賞・ADCグランプリ・ACCグランプリなど。論文に『拡散するクリエイティブの条件』(JAAA入選)。

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