リオへ!

日本代表選手団 結団式・壮行会開催
1万人の応援団集結(動画あり)

日本オリンピック委員会(JOC)は東京・渋谷区の国立代々木競技場で7月3日、リオオリンピックに出場する日本代表選手団の結団式・壮行会を開催した。

■ 結団式

第2体育館で行われた結団式には皇太子ご夫妻出席の下、選手・役員など約300人と関係者が参加した。

JOCの竹田恆和会長は、南米大陸で初めて開催される同大会に、橋本聖子団長以下、選手300人以上、役員を含め総勢500人以上の代表団を派遣すると明らかにし「代表選手は全力で競技に挑み、国際親善に努めることで2020年東京大会に向け活力ある日本の姿を世界に伝えてほしい。また、世界でも最大規模の日系社会を持つブラジルでの日本選手の活躍は両国の絆を深めるだろう。頑張ってください」とあいさつした。

ステージには、旗手を務める陸上競技の右代啓祐選手と夏季大会では初の女性主将となったレスリングの吉田沙保里選手が登壇し、橋本団長から団旗が授与された。

皇太子さまは「大会に参加する皆さんが、スポーツを通して世界の精鋭と競い合い、友好を深めることを希望する。体調管理に留意し、練習の成果を十分に発揮されるよう願う。そして皆さんの活躍が東京大会の成功につながると思う」と話された。

在日ブラジル大使館のアンドレ・アラーニャ・コヘーア・ド・ラーゴ大使は「日本・ブラジルの両国は2016年、“リオから東京へ”の標語の下、オリンピック・パラリンピックを継承する懸け橋を築く。選手の皆さんはこの橋を渡る先駆けとなるだろう。多くのメダルを獲得し、ブラジルの素晴らしい思い出を持ち帰ってほしい。神のご加護を」と祝辞を述べた。

橋本団長は「チームジャパンの団長を拝命し、身の引き締まる思いだ。今大会はコンディショニングがキーポイントと考え、選手のストレスを最小限にする準備をしている。国民の皆さんと代表選手団が情熱を共有できるよう、全力を尽くす」とあいさつした。

吉田主将は「日本代表選手団に選ばれたことを誇りに、自覚と責任を持ってリオに向かう。競技では最大限のパフォーマンスを発揮し、次回開催国の選手団として日本の文化・精神・礼儀正しさなどを伝えたい。選手各人にとって記録にも記憶にも残る大会となるように、そして国民や全世界の人に日本の姿と笑顔を届けられるよう大会に臨むことを誓う」と決意を表明した。

■ 壮行会

結団式後は第1体育館に会場を移し、壮行会「とどけ!勇気2016 リオオリンピック日本代表選手団応援イベント」(関連記事:「とどけ!勇気2016」 リオ大会に出場の日本代表選手団応援イベントに一般参加者を募集[2016.04.18])が行われ、一般参加の2000人を含む約1万人が代表選手団を激励。会場には子どもたちの姿が目立った。

 

選手団が入場を始めると参加者から大声援が送られ、会場は一気にヒートアップ。安倍晋三首相は映像で、1964年東京大会の思い出に触れながら「選手は自分の力を思う存分発揮し、最高のパフォーマンスを見せてほしい。選手の活躍は東京大会への大きな弾みになる。がんばれ!ニッポン」とメッセージを寄せた。

会場には応戦団長の松岡修造さんと、サポーターでタレントの小島瑠璃子さんが登場。ステージに掲げられた縦10メートル・横8メートルのビッグフラッグが紹介された。

フラッグの作成には78校、12団体、総勢約4300人の子どもたちが参加。子どもたちのカラフルな手形と代表選手に向けたメッセージによって、勇気を届ける大きな“手”が描かれている。

ステージには、松岡さんらと武蔵野市立境南小の児童が登壇。松岡さんによる太鼓と熱い掛け声に合わせ「届け!」-「勇気!」-「がんばれ!」-「ニッポン!」と会場が一体になり大声と手拍子で選手にエールを送った。

イベントのクライマックスには、フォークデュオ「ゆず」の2人が登場し「栄光の架橋」と「夏色」の2曲を披露。夏色のアンコールでは、全選手がステージに上がり共に歌い踊りこの日一番の盛り上がりとなった。

橋本団長は「今日は皆さんから大きな勇気をもらった。今度は私たちがリオから勇気を届ける番だ。これからも選手にメッセージを送り続けてほしい」と感謝を述べた。

■ 記者会見

この日最後の記者会見には、代表選手団の高田祐司総監督や山下泰裕副団長、橋本団長、吉田主将、右代旗手が出席した。

高田総監督はメダル獲得数について、柔道や水泳、体操、フェンシングなどを中心に金メダル14個以上、メダル総数で30個以上を目指したいと話した。右代選手は「旗手を務めるのは光栄だ。堂々と行進して、日本選手の士気を高めたい」と述べた。4連覇を達成したときのパフォーマンスを問われた吉田選手は「勝たなければできないことなので、とにかく勝負に集中する」と答えた。山下副団長は、初の女性主将について「これ以上ふさわしい人はいないと思う。吉田選手自身が、懸命に戦う姿を見せることも主将としての務めだ」とコメントした。

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