米国発★ニューオーリンズに45万人集結 エッセンスフェスティバル開催

エッセンス・フェスティバル
Photo by JR Thomason/Essence

米独立記念日である7月4日直前の週末、ルイジアナ州ニューオーリンズでタイム傘下エッセンス誌主催のエッセンスフェスティバルが開催された。20代から80代までの幅広い年代の黒人女性を中心に、全米から45万人が参加。ニューオーリンズを3日間にわたり熱気の渦に巻き込んだ。アドエージが報じた。

エッセンス誌は、アフリカ系アメリカ人女性を対象として1968年に創刊されたライフスタイル誌。1994年、その創刊25周年記念イベントとしてブラックミュージックの祭典、エッセンス・ミュージックフェスティバルが初開催された。以降、毎年参加者は増え続け、スティービー・ワンダー、プリンス、ビヨンセ、マライア・キャリーらのスーパースターが登場する、世界最大規模の音楽フェスティバルに成長。さらに音楽の領域を超えて拡張し、アフリカ系アメリカ人をテーマにさまざまなプログラムが用意されるようになったことにより、2013年に「ミュージック」を外して「エッセンスフェスティバル」に改名された。今年は米テレビ界で最高峰の人気と地位を誇るオプラ・ウィンフリー氏が、満員の聴衆を前に自己肯定の大切さなどについて講演、また「ビューティー&スタイル」や「お金とパワー」をテーマにした展示会が設けられるなど、多彩さにますます拍車が掛かった。

エッセンス・フェスティバル
Photo by Paras Griffin/Getty Images for 2016 Essence Festival
エッセンス・フェスティバル
Photo by Bennet Raglin/Getty Images for 2016 Essence Festival
エッセンス・フェスティバル
Photo by Paras Griffin/Getty Images for 2016 Essence Festival

アドエージによると、特筆すべきはスポンサー企業の豪華さ。主催パートナーであるコカ・コーラを筆頭に、フォード、マクドナルド、ステートファーム、ベライゾン、ウォルマート、コルゲートなどの大手企業がそろう。イベント期間中、著名アーティストを積極的に起用するなど、力の入ったプロモーション活動を行った。

米マクドナルドのマーケティングディレクター、ウィリアム・ロード氏は「アフリカ系アメリカ人女性たちはわれわれにとって非常に重要なカスタマー。当イベントは、知的で美しい女性たちに敬意を表す絶好の機会」、北米コカ・コーラのシニアブランドマネージャー、ザキア・ホーランド氏は「われわれがここで提供する体験を通じて、コカ・コーラと恋に落ちてもらえれば」と語るなど、アフリカ系アメリカ人コミュニティーに対して、各社熱い視線を送る。

エッセンス・フェスティバル
Photo by Bennet Raglin/Getty Images for 2016 Essence Festival
 
エッセンス・フェスティバルPhoto by Aaron M. Sprecher/PictureGroup

今年は、エッセンスフェスティバルの世界進出の第一歩として、11月に南アフリカのダーバンでも開催が予定される。エッセンスのプレジデント、ミシェル・イバンクス氏は「われわれは常にイノベーションを図っている。イベントの領域は多角化し、オリンピックで例えると陸上の十種競技のようなものだ」と意気込みを見せる。

出典 Ad Age
Inside the Party With a Purpose: Time Inc.'s Essence Festival Is a Marketer Draw

関連記事

続きを見る
ページ先頭へ