リオパラリンピック開幕! 

日本は金メダル10個目標

南米大陸で初のパラリンピックとなる、第15回パラリンピック・リオ大会が9月7日(日本時間8日)開幕した。大会スローガンは「新しい世界」。

160の国と地域などから約4300人の選手が参加し、12日間にわたり22競技で熱戦を繰り広げる。

日本は、17競技に132人の選手が出場。金メダル10個、メダル総数40個の獲得を目指す。

写真=フォート・キシモト

パラリンピックの名称は、1988年のソウル大会から正式に使われ始めた。

元は、パラプレジック(半身不随)とオリンピックの造語としてスタートしたが、時代とともに半身不随以外の障がい者も参加するようになり、今では「もう一つのオリンピック」という意味でパラレル(平行)とオリンピックを合わせたものとされている。

大会では参加選手の障がいの程度を合わせるため、競技ごとにクラス分けがされる。リオパラリンピックでは同オリンピックに比べて200以上多い528種目が行われるが、それに伴いメダル数も増える。

サンバの演奏や華やかなショー、大規模なプロジェクションマッピングを使った演出の中、選手の入場行進が始まった。日本選手団は82番目に入場。旗手の上地結衣選手(車いすテニス)を先頭に笑顔で行進し、観客からひときわ大きな声援を受けた。

各国選手団のプラカードはジグソーパズルの1ピースで、最後に入場した開催国ブラジルのピースがはめ込まれると心臓の形が完成。それに映像の演出が重なり、生命の鼓動が表現された。

また、障がいのある子どもたちが父親と共にパラリンピック旗を懸命に運ぶ姿や、聖火ランナーの一人、マルシア・マルサルさん(パラリンピック陸上メダリスト)がアクシデントで転倒しながらも次のランナーに聖火を手渡した場面では、大声援とともに大きな感動を残した。

最終ランナーは、パラリンピック水泳で13個のメダルを獲得しているクロドアルド・シルバさんで、オリンピックと同じ太陽をイメージしたモニュメントに聖火がともった。

式に出席した、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は「リオパラリンピックの開幕を心から祝福する。式ではブラジル国民の大会に対する情熱を感じた。リオ大会で多くのことを学び、東京大会の準備に生かしたい」とコメントを発表した。

関連記事

続きを見る
ページ先頭へ