「ツール・ド・東北 2016」で3764人のライダーが三陸沿岸を快走!

今年で4回目となる自転車のファンライドイベント「ツール・ド・東北 2016」(主催:河北新報社、ヤフー)が、9月17 、18日、宮城県三陸沿岸の2市2町(石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市)を舞台に開催された。順位やタイムを競うレースではなく、楽しく走ることを目的に開催されている。

大会2日目スタート時
大会2日目スタート時
 

大会初の2日間開催となった今年は、「女川・雄勝フォンド」(60キロ)、北上フォンド」(100キロ)、「南三陸フォンド」(170キロ)、「気仙沼フォンド」(211キロ)、「気仙沼ワンウェイフォンド」(95キロ)の五つのコースの他、グループで参加ができる「牡鹿半島チャレンジグループライド」(100キロ)が新設された。

「女川・雄勝フォンド」のスタートを待つ東北応援大使ら
「女川・雄勝フォンド」のスタートを待つ東北応援大使ら
 

17日は、「牡鹿半島チャレンジグループライド」が開催された。激しいアップダウンが続く山岳コースを、各チームが思い思いのペースで走り、出走した175人全員が無事、石巻専修大学のゴールまで完走した。

2日目の18日は、朝から雨となった。大会メイン会場となる石巻専修大学では、朝5時30分に最長コースの「気仙沼フォンド」がスタート。その後、各コースが次々と出発した。

3回目の出走となる駐日米国大使のキャロライン・ケネディ氏は、気仙沼を出発する「気仙沼ワンウェイフォンド」に参加。スタートセレモニーでは、「本日は東日本大震災の被災者の記憶を心に抱き、また、最近の台風の被災者のことも思いながらライドします。そして、本当の意味での東北の精神と人々が取り組んでいる再建への努力を祝します」とコメントし、95キロのコースをスタートした。

本イベントの広報大使・道端カレンさんは、17日の「牡鹿半島チャレンジグループライド」と18日の「北上フォンド」の二つのコースに出走した。

「女川・雄勝フォンド」には、宮城県の村井嘉浩知事が初参加し、スタート前には「皆さま、被災地の復興しております現状を目で、肌で感じて楽しんでください。私も60キロを一緒に走ります。頑張りましょう」とあいさつした。

「女川・雄勝フォンド」のスタートであいさつをする村井知事
「女川・雄勝フォンド」のスタートであいさつをする村井知事
 

また、「女川・雄勝フォンド」には、東北応援大使でサントリーホールディングス所属のパラリンピアンの谷真海さん、同じく東北応援大使でスポーツジャーナリストの中西哲生さんらが参加し、三陸沿岸地域を自転車で駆け抜けた。

各エイドステーションで提供される地元の食材を使った料理も人気。石巻専修大学をスタートして最初の休憩地点となる女川エイドステーションでは、さんまのつみれが入ったアツアツの女川汁が振る舞われ、雨に打たれた参加者を温めた。

給水所には、大会のオフィシャルドリンク「GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)」のCMキャラクターである、グリーンダカラちゃん、ムギちゃん、おとなダカラちゃんが登場。約20キロの道のりを走ってきたライダーたちに「お疲れさまです」「ここからまた頑張ってください」などと声を掛けながら飲料を手渡していた。

女川エイドステーションの給水所で飲み物を振る舞うグリーンダカラちゃんら
女川エイドステーションの給水所で飲み物を振る舞うグリーンダカラちゃんら
 

大会メイン会場の石巻専修大学では、食べることで生産者の方々を応援し、ツール・ド・東北を訪れる人々が食を通じて「縁」を深める食の祭典「ツール・ド・東北 応“縁” 飯」が開催された。今回は、東北の食材を使用した創作丼「ツール・丼・東北グランプリ」を選出。13件の丼がエントリーされ、当日購入した人が投票に参加した。

創作丼「ツール丼東北グランプリ」にエントリーした13件の丼メニュー
創作丼「ツール丼東北グランプリ」にエントリーした13件の丼メニュー
エントリーした各店舗の呼び込みで会場は終始にぎわっていた
エントリーした各店舗の呼び込みで、会場は終始にぎわっていた

ミュージシャンの藤巻亮太さんによる、大会公式テーマソング「LIFE」を含むライブも行われ、出走者だけでなく、出走者の家族や地元住民など、多くの人でにぎわった。

大会公式ソングを歌う藤巻亮太さん
大会公式ソングを歌う藤巻亮太さん

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