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<大学生・大学院生対象>電通インターンシップ2016開催レポート

2016/10/04

    電通は8、9月を中心に、東京本社・関西支社・中部支社で大学生・大学院生を対象に、多岐にわたる電通の業務領域を体験する内容の異なる4件のインターンシップを実施。

    「電通インターンシップ 2016 アイデアの学校」(@電通本社、鎌倉研修所)

    今年の募集テーマのビジュアル

    8月15~19、27、28日、9月3日の8日間、東京・汐留の電通本社ビルなどを会場に開催され、大学生から大学院生まで、55人が参加した。

    9年目を迎えた今年のコンセプトは「で。世界って、こーゆーことでいいんだっけ?」。電通のクリエーターと共に、自分の目で疑いを持ち、自分の頭で新しい答えをつくることに挑戦した。

    3コース合計、55人のインターンが参加

    選考を通過した55人が「アイデアの学校」の3コースに参加。当社グループ・クリエーティブ・ディレクターでCMプランナーの東畑幸多氏による「言葉と映像の力で、世界や未来をいい感じにしたい人コース【CMプランナー& コピーライター入門】」、クリエーティブ・ストラテジスト佐久間崇氏による「つまらないことを、おもしろく。おもしろいことを、まじめに。 Planning & Concept makingコース」、コピーライターでコミュニケーションデザイナーの仁藤安久氏による「世の中をアッと驚かし、世界を前進させる何かを、つくりつづけたい人のコース」に分かれ、各コース競い合いながら、講義・演習、合宿を通して企画業務を体験した。

    参加者のアイデア一つ一つに講師から丁寧にフィードバック

    アイデアの学校は1988年に開始した電通クリエーティブ塾を前身とし、これまでさまざまな業界に、数多くのクリエーター、プランナーを輩出してきた。必ずしも広告業界人にならなくても、「アイデアを考える」ことの苦しさ・面白さを学んだ経験を社会に出た際に役立てることを目的としている。

     

    「電通デザインサマースクール」(@電通本社、鎌倉研修所)

    今年の募集テーマビジュアル

    8月3~5、8、9、20、25日の7日間、デザインを学ぶ学生に向けて第5回「電通デザインサマースクール」が東京・汐留の電通本社ビルなどを会場に開催された。

    美大・芸大に通う大学生・大学院生19人が参加
     

    校長のCDC高草木博純氏をはじめ、電通のクリエーティブ・ディレクター、アートディレクターなど第一線で活躍する人たちを講師に迎え、19人の学生たちが講義・演習、合宿を通じて「これからのデザイン」を学び、課題制作に打ち込んだ。

    エントランスに展示された19人の卒業制作「アイデアのあるカレンダー」

    集大成となる卒業制作として「アイデアのあるカレンダー」が企画・制作された。19種類のカレンダーは8月22~25日の4日間、電通本社ビルのエントランスで販売され、毎日の売り上げや購入者によるレビューの満足度を競い合った。

     

    「電通クリエーティブ塾関西」(@電通関西支社)

    20年目を迎える今年の募集テーマのビジュアル

    電通クリエーティブ塾関西(通称:クリ塾)には、塾という名前通り、9月~11月の3カ月間毎週金曜計13回、21人の塾生が通い続ける。

    関西だけにとどまらず、全国から21人が参加

    今年のテーマは「ふた皮むけよう」。授業を通して塾生たちはCMプランナー、コピーライター、アートディレクターなど、広告に携わるさまざまな職種を経験する。

    9月2日の入塾式では、学生に対し塾長の辻中達也戦略クリエーティブ・ディレクターが「課題を考えて、考えて、考えて、いいアイデアが降ってきたときのあの快感を味わってくださいね」とメッセージした。

    また、9月9日には「こっちを見ろ!」-振り向かせるチカラ-をテーマにグループ・クリエーティブ・ディレクターの古川雅之氏が講義。濃密な塾がスタートした。

    関西らしく、おもろさと、若さと、熱意と、緊張と、真剣さと、おふざけと、ツッコミと、ボケと、汗が、ぐっちゃぐちゃに混ざり合って、狭い教室は独特なにおいを発しているという。今学んでいる彼らが11月25日の卒塾プレゼンまでに、どんな成長をするか楽しみだ。

     

    「電通ワカモンインターンシップ中部」(@電通中部支社)

    今年の募集テーマのビジュアル

    8月29日~9月2日、5~7日の8日間、名古屋・栄の中部支社で開催された。

    若者のリアルな実態を発掘し、プランニングを通して新しいビジネスやコミュニケーションの構築を目指す「電通若者研究部(電通ワカモン)」が、企画・運営をプロデュース。今年から初となる公募制を開始。東海圏だけでなく、関東・関西からも26人の学生が集まった。

    全国から合計26人のインターンシップ生が参加

    コンセプトは「ココロを動かす教室」。電通ワカモンのソリューションを積極的に取り入れ、「広告のやりかたで就活をやってみた」など、学生のこれからのキャリアを考えるきっかけにつながるプログラムも実践した。

    授業風景

    最終日は、26人それぞれが各4分の個人プレゼンテーションを実施。テーマは「あなたが考える若者の○○離れを解決するアイデア」。献血、恋愛、年賀状、仏教、ネクタイなど多岐にわたる「若者の○○離れ」プレゼンテーションが繰り広げられた。現場の社員の投票によって最優秀賞が決定。8日間で学んだ課題設定・解決案を考えることで、広告コミュニケーションの力でココロを動かすことの魅力や面白さを学んだ。

    “ココロを動かす”という、広告業界以外のさまざまな場面においても役に立つスキルを学ぶことで、広告業に対する理解だけでなく、自らのキャリア形成を考える上で大事な視点や、どのような職種でも求められる企画力・アイデア発想力を養う場となった。