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カローラ生誕50周年フェス

2016/10/24

    トヨタマーケティングジャパンは10月22日、カローラのデビュー50周年記念ベント「カローラ生誕50周年フェス」を、東京・江東区のMEGA WEBトヨタ シティショウケースで開催した。

    1966年に発売された初代カローラから現行の11代目まで歴代モデルが一堂に会し、また現行モデルをベースに初代カローラの特長を再現した特別仕様車「カローラアクシオHYBRID G“50Limited”」が展示されるなど、博物館さながらの会場に大勢のファンが足を運んだ。

    自動車評論家の吉田由美さんが進行を務めるトークショーには、カローラの開発責任者でトヨタ自動車常務理事の安井慎一氏、チーフエンジニアの小西良樹氏、カローラに詳しいフリーライターの小林敦志氏が出席し、それぞれカローラにまつわるエピソードを披露。

    安井氏は「カローラの担当を任されたときは30代後半で、どうして年配の方が乗るクルマをやるのかと驚きました。しかし(当時の)吉田健チーフエンジニアから、カローラは国内だけではないから世界を見てくるように指示されました。そして国によってユーザーや使われ方が違うカローラを見て、その魅力や壮大さにのめり込んでいきました」と初めてカローラを担当した当時を振り返った。

    ステージでは初代カローラのミニカーが当たるカローラクイズや質問コーナーなど、さまざまなアトラクションが企画された。かつてのユーザーから、現在カローラを所有する家族連れまで、さまざまな来場者がイベントに参加し、世代を超えて喜びを共有。最後には歴代カローラの人気投票結果が発表され、1979年に発売され「ナナマル」の愛称で親しまれた4代目カローラ(AE70型)が栄えある1位に輝いた。

    貴重な初代カローラの同乗試乗会など、この日はファンにとってうれしい企画が目白押し。また精巧に作られたモデルカー8台が展示された他、系譜や開発秘話をつづったパネルの展示も人気を集めた。