秋空の下、都心に「丸の内農園」
が出現

農林水産省は11月5、6の両日、東京・千代田区の丸の内エリアで、イベント「食と農林漁業の祭典 ジャパンハーヴェスト2016 丸の内農園」(特別協力=三菱地所グループ、リガーレ、エコッツェリア、三菱商事 協賛=とびだせ どうぶつの森 amiibo+、ニチレイ、日本醤油協会、日本ソース工業会)を開催した。

イベントは「消費者と生産者の絆を深める」「日本と世界の絆を深める」をコンセプトとした「食と農林漁業の祭典」の一環として開催。 5年目となる今年は“丸の内農園”をテーマに、日本の農業や農林水産物、食文化などをファミリーで学び楽しめる空間が、丸の内エリアに出現した。

■ イベント

メイン会場の丸の内仲通りは、四つのゾーンに計40のブースやコーナーが立ち並び、飲食・休憩スペースも設置された。

「農業体験ができる畑」では、はざかけ(稲の天日干し)やかかしなどで田園風景が演出される中、野菜収穫体験や本物の牛の乳搾り、子牛への哺乳体験ができるコーナーが人気で「農業女子プロジェクト」に参画する企業もブースを出展し展示や物販を行った。「ニッポンの食に出会う泉」では、和食の基本である、だしやみその試食・試飲、全国の高校生考案のオリジナルフードの販売などが行われ、訪日旅行客も興味深そうに足を止めていた。「地域産品が溢れる森」では「フード・アクション・ニッポン アワード 2016」入賞産品や、各地の地域産品の試食・販売が、「農産物が集まる市場」では、JAが産地直送の採れたて農産物や加工品を販売するコーナーを展開した。

■ ステージ

5日には、丸の内ビルディングの1階スペースで「スペシャルステージ」が行われ、ゲストにリオオリンピック柔道金メダリストのベイカー茉秋選手や「銀座 やまの辺 江戸中華」

の山野辺仁シェフ、「イタリアンレストラン ハタケ 青山」の神保佳永シェフらを招き、日本の食についてトークを展開した

冒頭、農水省の矢倉克夫政務官は「こんな都心で食のイベントができ感謝する。和食は、近年の健康志向もあってますます注目度が高く、海外には約8万9000店もの和食店がある。このイベントを通して、日本食の素晴らしさを国内・海外に発信したい」とあいさつした。

“農業女子”としてトマトを生産している三浦綾佳さんは、生産者と消費者のコミュニケーションや、高齢化する農業従事者から若者への世代交代について話し、農業女子の視点の重要性を強調した。両シェフからは、生産者の顔が見えることで強い結び付きができ、その苦労を知ることが料理にも生きるなどシェフならではの意見が出た。

ベイカー選手は「親戚が農家で子どものころから手伝いもした。自然の中の農作業が好きで、手を掛けた野菜が収穫できると感動します」と話した。アスリートの立場では「食事はとても重要で、モチベーションや体調にも大きく影響する。肉好きの分、温野菜をたくさん食べるようにしている。2020年大会での連覇を目指し、これからも野菜をしっかり食べるようにしたい」と抱負を語った。

イベント公式サイト:
http://tabeyo-kokusan.jp/japan-harvest2016

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