31万人が歓喜! 広島東洋カープ優勝パレード
2016/11/10
25年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープは11月5日、広島市内の平和大通りで優勝パレードを行った。
カープの優勝パレードは1975年の初優勝以来、41年ぶり。約31万3000人(主催者発表)のカープファンが沿道を真っ赤に埋め尽くした。広島県、広島市、広島商工会議所、中国新聞社、地元放送局、広島東洋カープによる実行委員会が主催。
パレードは平和大通りの全長約3キロの距離を約40分かけて行われ、沿道は選手を一目見ようと詰めかけたカープファンであふれた。
先頭のオープンカー4台には緒方孝市監督や松田元オーナー、今季限りで引退した黒田博樹選手らが乗りこみ、続くオープンバス5台には選手、コーチ、トレーナーをはじめ、球団を盛り上げた湯﨑英彦広島県知事らが分乗。総勢約100人の“オール広島”で、ファンの声援に応えた。
パレードに続き、優勝報告会を広島・南区のMazda Zoom-Zoom スタジアム広島で開催。3万人を超えるファンで赤く染まった球場で、緒方監督が今年1年の応援の感謝と来季の連覇を誓った後、選手とファンが一緒になって応援歌「それ行けカープ」を合唱、みんなで赤い風船を青空に飛ばした。
その後、選手たちは優勝ペナントを持ってグラウンドを1周。最後に、黒田選手の引退セレモニーが行われ、黒田選手は胴上げで15回宙を舞った。