アドフェスト2017のアイデンティティーロゴ発表 電通の八木義博氏が手掛ける

第20回「アジア太平洋広告祭」(アドフェスト2017)のアイデンティティーロゴが発表された。「根」をモチーフに、過去20年のアドフェストの進化の軌跡と、17年のテーマである「20 Years of Diversity」(ダイバーシティーの20年間)を表現した。

アドフェスト

 

制作を手掛けた電通の八木義博氏は、デザインの意図について次の通り説明する。同氏は16年に、デザインとプリントクラフト部門で審査委員長を務めた。

「1年間腐らないリンゴをつくるカリスマ農作人を取材したことがあります。強いリンゴが育つには、木の幹や葉っぱが強いことも大事ですが、実はそれ以上に根の役割がとても大きいということがわかりました。人や企業の成長もその外見に目が行きがちですが、外からは見えない部分が必要不可欠な存在です。そして、このことはアドフェストにも通じると考えました。

木の根というのは、実はすごく強いものなんですね。土の中の障害物を避けて、養分や水分のある方へと着実に伸びていく。アドフェストもまた、デジタルや新しいテクノロジーを取り入れながら急速に成長してきました。そのしぶとさ、粘り強さは、クリエーションの世界で最も必要とされるスキルであり、それはこの先どんな課題が現れても変わらないのだと思います。そんなエージレスなデザインをイメージしながら制作しました」

アドフェストのVinit Suraphongchai会長は「大胆で力強いアイデンティティーを生み出した電通のデザインチームに感謝したい。“成人”を迎えたアドフェストを見事に表現すると同時に、われわれの成功の原点がこのアジアにあることをあらためて認識させてくれた」と語る。

アドフェスト2017は17年3月22から25日まで、タイ・パタヤで開催される。(www.adfest.com

関連記事

続きを見る
ページ先頭へ