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ブリヂストン
夏タイヤ発表会で綾瀬はるか教授が
商談実演

2017/01/11

    ブリヂストンは1月10日、東京・港区の同社施設で「2017年夏タイヤ新ラインアップ発表会」を実施した。

    冒頭、ブリヂストンタイヤジャパンの檜垣徹執行役員は、タイヤはクルマの進化とともに性能を高めてきたと説明。タイヤはハガキ約1枚の面積で路面に接する“縁の下の力持ち”と自負している、とした上で「見た目が同じでも性能はさまざまだ」とタイヤ選びの重要性に言及した。大切なのは新車装着タイヤを基準に選ぶことで、同社はそれを“ちゃんと買い”のフレーズで推奨していると話し、2月から新発売する「ECOPIA(エコピア)NH100シリーズ」を紹介した。NHは「ニューハーモニー」の意味で、ウエット・ライフ性能や低燃費性能などを高い次元で調和させたと述べた。補修用タイヤ市場では、新車用タイヤの性能を下回るものが装着されているケースが過半数あると思われることから、今後も“ちゃんと買い”を広めていきたいと語った。

    タイヤ開発第3本部長の草野亜希夫氏はNH100シリーズについて、新車用タイヤと同等の性能を持たせたと話し、特長として「低燃費性と高ライフの両立」「ウエット性能が長持ち」の2点を強調した。そして性能評価の結果として、転がり抵抗が16%低減し、摩耗寿命は30%向上した(いずれも同社ベーシックタイヤ比)と明かした。同シリーズは、クルマの特徴や使われ方を考慮し、セダン・クーペ、ミニバン、軽・コンパクト用が用意される。

    会場では、新テレビCM「ちゃんと『ちゃんと買い』。」編が上映され、出演している女優の綾瀬はるかさんが登壇した。綾瀬さんは、これまでも同社タイヤのCMで、タイヤの重要性を説くゼミの教授役を演じている。

    教授の衣装の綾瀬さんは「この白衣も眼鏡も、最近は自分になじんだ気がしている」と話し、新CMでは眼鏡をずらす加減が難しかったなど撮影の様子を語った。ステージには、実演販売士のナックル井上さんが登場し、綾瀬さんとタイヤの商談の実演を行った。タイヤ交換にショップを訪れた教授に、販売員のナックルさんがタイヤの重要性や選ぶ基準など“ちゃんと買い”の極意を、立て板に水の調子で解説。教授のクルマは軽自動車で、ゼミの学生とのドライブで会話や音楽を楽しみたいという希望から、静粛性に優れた「レグノ GR-Leggera」を推奨し、見事に教授のお買い上げとなった。

    ちゃんと買いができた教授は満足げで、今年の抱負として「ちゃんと楽しく、潔く」と発表。意味は「何事も日々楽しもう。潔さも忘れずに」だと笑顔を見せた。

    公式サイト:
    http://tire.bridgestone.co.jp/


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