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「au CLIMBING FES」
今、注目のスポーツクライミングを手軽に体験

2017/01/20

    KDDIは1月19~22日、東京・世田谷区の二子玉川ライズ ガレリアで、初心者から上級者まで誰でも気軽にスポーツクライミングを体験できるイベント「au CLIMBING FES」を開催している。スポーツクライミングは、突起物(ホールド)の付いた人工の壁を登り、速度・難易度・到達地点などを競うスポーツで「ボルダリング」「リード」「スピード」の3種目がある。

    初日にキックオフイベントが行われ、2016 IFSC(国際スポーツクライミング連盟)クライミング世界選手権パリ大会で日本人として初優勝した、「TEAM au」の楢﨑智亜選手(2016  ボルダリング男子世界ランキング1位)が駆け付けた。

    au(KDDI)は2016年8月に、日本山岳協会に属するスポーツクライミングカテゴリーのオフィシャルスポンサーとして契約を締結。スポーツクライミング選手の野口啓代、野中生萌、藤井快、楢﨑智亜の4選手と契約し「TEAM au」を結成した。

    「世界チャンピオンが目標だったので、パリ大会の優勝は自信になった」と語る楢﨑選手に、ゲストの格闘家・魔裟斗さんとタレントの朝比奈彩さんの2人が加わりトークを展開した。魔裟斗さんは「スポーツクライミングに興味はあるが、やったことはない」、朝比奈さんは「垂直の壁の経験はあるが、反り返ったコースは初めて」と話した。

    2人は背後に設置されたコースへのチャレンジを促されると「どこをホールドすればいいのか分からない」「自分が登れるイメージが湧かない」など不安な様子。

    朝比奈さんは中級コースに挑戦。楢﨑選手の「足の置き場を意識して」などのアドバイスもあって、ゴール直前まで登ったが残念ながら失敗。事前にトライした女性スタッフは全く登れなかったという。

    魔裟斗さんも中級からチャレンジしたが、鍛えらた体で楽々とゴールしてみせた。次に挑戦する「世界選手権の壁」は、パリ大会決勝で登場したコースを忠実に再現したもの。魔裟斗さんは最初のホールドに取り付くも、反り返った壁に次の動きができない。楢﨑選手の「足を大きく振った勢いで、次のホールドまで跳んでください」とアドバイスに「えっ?跳ぶんですか!」とトライしたが惜しくも落下した。

    楢﨑選手は実演で、中級コースを手だけで登りゴール後に逆さになる余裕を見せ、世界の壁も「大会後、初トライなので」と言いながら、あっという間に登りきった。

    2人は「人間離れしている」とあっけにとられた表情で、再挑戦を勧められた魔裟斗さんは「遠慮しておきます」と苦笑い。朝比奈さんは「初めて目にした動きだった。美容にもいいと思うので続けたい」、魔裟斗さんは「トレーニングに取り入れてもいいと思った」などコメントした。楢﨑選手は「今日は、再度世界の壁に挑戦できてよかった。これからも、多くの人に競技を知ってもらい興味を持ってほしい」と話した。

    イベント会場には、小学生以上から楽しめる初級者コースも用意され、「世界選手権の壁」をバックに、表彰台に上った写真も撮影できる。