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新型「プリウスPHV」発表! 

ハイブリットの次へ、トヨタの回答

2017/02/16

    トヨタ自動車は2月15日、フルモデルチェンジした新型「プリウスPHV」を発売。同日、東京・江東区の日本科学未来館で行われた発表会には、多くの報道陣が詰め掛けた。

    冒頭、内山田竹志会長は、同社のHV(ハイブリッド車)の累計販売が世界で1000万台を超えたと述べ、それによるCO2排出削減量は、東京都の1年分の排出量に相当すると話した。また、1997年に初代プリウスを発売以降、全てのカテゴリーにHV車をラインアップしてきたが、CO2削減促進にはエコカーのさらなる普及が必要で、その要がPHV(プラグインハイブリッド車)だと話した。

    新型「プリウスPHV」は、「顧客ファースト」「環境ファースト」を使命に、別次元の進化を遂げた自信作と述べ、「ハイブリットの次は、なんだ?」という問いに対するトヨタの答えだ、とPHVに懸ける思いを強調した。

    製品企画本部の金子将一主査は新型車の進化について、EV(電気自動車)モードでの走行距離が、初代と比べて倍以上に拡大したことや、充電方法が普通、急速、ソーラーと選択可能なこと、外部への給電機能などを挙げてプレゼンテーションを行った。

    「太陽光」編

    会場では16日から放送される新テレビCM「太陽光」編と「トヨタの答え」編が上映され、出演している女優の石原さとみさんが登場した。

    石原さんは、ステージ上のプリウスと同色の鮮やかなブルーのドレス姿でトークを展開。新型車について「本当にカッコ良くて、特にリアのデザインがすてき」とお気に入りの様子。クルマには、仕事にプライベートに毎日乗るという石原さんは、EVモードで走行可能な距離に驚き、ソーラー充電について「自然のパワーを走りに生かせるのはすごいこと」などとコメントした。給電機能について「バーベキューや家のイルミネーションにも使ってみたい」と笑顔を見せ、給電体験にトライ。給電ポートを車体側に差し込むと、ステージに置かれた「PRIUS」の電飾文字が明るく点灯。石原さんは「簡単でしかも早い。これだけの電気をクルマからもらえるのは、思った以上に感動する」と話した。

    最後に「CMは衣装にもこだわった作品なので注目してほしい。少しでもPHVの普及に貢献していきたい」と述べた。

    公式サイト:http://toyota.jp/priusphv/