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「CRAFT BOSS」発表会で
新しい風が吹き荒れた!

2017/03/31

    サントリー食品インターナショナルは、缶コーヒー「BOSS」が発売25周年を迎えるに当たり、新ラインアップ「クラフトボス」シリーズを展開。その第1弾として、4月4日に「クラフトボス ブラック」、第2弾「同ラテ」を6月13日から発売する。同商品は缶入りタイプではなく、新開発のペットボトルを採用。現代のオフィスワーカーの働き方に合わせた味わいを追求した。

    これに先立つ3月29日、港区のグランドハイアット東京で新テレビCMの発表会を開催した。

    冒頭、食品事業本部の三好健二部長は「RTD(購入後、そのまま飲める缶・ボトル飲料)コーヒーの飲用率が、ITワーカーでは低いことに着目した。プログラマーやシステムエンジニアは、自席で作業しながらゆっくり飲むことが多いことから“缶コーヒーじゃないボス”として、開発した。味についても、200を超える工程を経て、手間を惜しまず仕上げたボスのクラフトマンシップが詰まったコーヒーだと自負している。ボスは働き方や世代を超えて、さらに愛されるブランドを目指す」と語り、発売日から放送する新テレビCMを披露した。

    「新しい風・いいコンビ」「同・誰もいない」「同・2時間後」の3編の舞台は、新しい働き方を実践している、あるアプリ制作会社。俳優の堺雅人さん演じるマネージャーは、社内のあちこちで、従来の勤務スタイルや価値観からは想像もできない言動に遭遇する。それを「新しい風が吹いた」というキーワードと、どこからともなく吹き付ける風に翻弄されるコミカルなカットで表現した。ボスの「地球調査シリーズ」でなじみのトミー・リー・ジョーンズさんも、チョイ役ながら印象的な役柄で出演している。

    ステージには出演陣の中から、堺さんと俳優の成田凌さん、お笑いコンビ・ピスタチオの小澤慎一朗さんの3人がゲストとして登場した。CMについて堺さんは「ボスが発売された頃に芝居を始めたので、出演は感慨深かった。クラフトボスに負けないよう、俳優としての技量を磨きたい」、成田さんは「子ども時代からなじんだCMに起用されて、芸能人になったと実感した」と話した。小澤さんは「相方からは“調子に乗るなよ”とクギを刺されている。現場で監督に、ギャグを取り入れていいか聞いたらすごく怒られた」と笑わせた。このCMが初顔合わせだったという3人だが、撮影秘話を次々に紹介するなど、仲の良さを見せた。

    「最近“新しい風”を感じたエピソードは?」と質問された堺さん、成田さんが答え終わるたび、小澤さんの顔には特別な装置で作られた強風が吹きつけられた。小澤さんは、自分が答えた後も、VTR出演した女優の杉咲花さんのコメント終わりでも強風を浴び続け、さすがの芸人根性を見せた。堺さんは「春に向かって新生活を始める人も多い。新しい風を感じながら、新しいボスを楽しんでください」とメッセージした。