地デジ放送開始10周年、

「デジタル放送の日」記念式典開く

デジタル放送推進協会(Dpa)は12月1日、「地上・BSデジタル放送の日」記念式典を東京・港区のホテルフロラシオン青山で開いた。地上デジタル放送は同日、放送開始から10年を迎えた。

 

初めに、Dpaの福田俊男理事長(テレビ朝日専務)が「BSデジタル放送開始から13年、地上デジタル放送は10年が経過した。2015年3月までに難視聴を解消し、Dpaの使命である完全地デジ化に向けて努力する。放送と通信の接近、次世代テレビなどにも対応できるよう取り組んでいる。デジタル放送の推進だけでなく、テレビの進化に寄与していきたい」とあいさつした。

Dpaの福田理事長

 

続いて、総務省情報流通行政局の福岡徹局長が「地デジ開始から10年、さらにはテレビ放送開始から60周年の還暦を迎えた。地デジ視聴のできない人が生じないよう総務省としても関係者と一丸になって取り組む。これからはデジタル放送が進化していく時代だ。高い技術を生かして最先端のサービスや製品を期待している」と祝辞を述べた。

総務省の福岡局長

 

日本民間放送連盟(民放連)の井上弘会長(TBSテレビ会長)は「地上デジタルがこれだけ普及したのは、視聴者に受像機を購入していただいたことが大きい。スポーツイベントを伝えるのにテレビは最適な媒体だ。2020年の東京オリンピックまでには、新たな放送技術が拡大しテレビ媒体がより親しみのある存在になると期待している。BS放送の存在感も高まっている。地上波とBSが協力して、テレビの強さをアピールしていきたい」と語った。

民放連の井上会長

 

この他、日本放送協会(NHK)の松本正之会長、電子情報技術産業協会(JEITA)の佐々木則夫会長(東芝副会長)、次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)の須藤修理事長(東京大教授)らが来賓としてあいさつした。

 

式典後、東京大特任教授の稲田修一氏が「ネット連携による新しい放送ビジネスの流れ~鍵はビッグデータ活用」として記念講演を行った。また、渋谷区の表参道ヒルズでは、「未来を見よう 進化するテレビ」のテーマで、4K/8K、ハイブリッドキャストなど次世代テレビの展示や受信相談を実施した。

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