「フード・アクション・ニッポン アワード2013」表彰式

「フード・アクション・ニッポン アワード2013」(主催=同実行委員会)の表彰式が12月3日、東京・千代田区の大手町サンケイプラザで開催された。同アワードは、国産の食品を安心して食べられる社会を目指して、食料自給率向上に寄与した事業者や団体の取り組みを表彰するもの。5回目となる今回は、819件の応募があった。

大賞は、キリンビバレッジの「国産米100%使用!日本のおいしいお米だけでできたお茶『キリン にっぽん米茶』」が受賞した。

表彰式では、小泉武夫実行委員長(東京農業大名誉教授)が「日本の食料自給率はカロリーベースで39%で、先進国の中でも著しく低い。和食が無形文化遺産になったが、外国産の食材で作られていたのでは悲しい限りだ。今後も食の現場に携わる人々の励みになるような活動を続けていきたい」とあいさつ。次に、審査委員長の赤池学氏(ユニバーサルデザイン総合研究所所長)が、「これからの事業は、Creating Shared Value(CSV、公益性と事業益を兼ね備えた企業戦略)という考え方でなければ継続は難しい。CSVをいち早く取り入れて、事業部を立ち上げたキリンビバレッジの事例は模範的だ」と評価した。

また、部門別に最優秀賞や優秀賞、審査委員特別賞に加え、東日本大震災の被災地復興に寄与する取り組みを対象とした「食べて応援しよう!」賞の表彰も行われた。

さらに今回は、食文化を通して地域活性化を推進する「食文化賞」、フード・アクション・ニッポン(FAN)の活動や食料自給率に貢献した著名人に贈られる「ベストFAN賞」が新設された。同賞に選ばれたテリー伊藤さんは「日本の野菜は、去年より今年と年々おいしくなっている。日本の農家の人々がものすごく努力をしている証しだ」と述べた。

当日、有楽町駅前広場と東京交通会館イベントスペースでは、見本市が開催され、受賞した事業者・団体が商品や活動を紹介するブースを出展し、地元食材の魅力や国産の良さなどをアピールした。

関連記事

続きを見る
ページ先頭へ