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P&G 
「家事分担をJOBからJOYへプロジェクト」

2017/11/24

    プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)の台所用洗剤ブランド「JOY」は11月2日から、夫婦が家事だけでなく気持ちまでも分担することを応援する「家事分担をJOBからJOYへプロジェクト」をスタートした。
    その一環として、“いい夫婦の日”の前日に当たる11月21日、千葉県のイオンモール幕張新都心で、お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久さんと、モデルの近藤千尋さん夫婦を招きイベントを開催した。

    長神真梨子ブランドマネージャーは「日本では共働き世帯が6割を超え、価値観が変化しつつあるが、まだまだ家事は女性の負担が多い」と説明。また、妻の“夫にも家事をやってほしい”という要望は、夫の気遣いを求めていると分かったことから、作業としての家事分担(JOB)ではなく、気持ちまで分け合う家事分担(JOY)を訴求していきたいと話し「今こそ多くの女性・男性をサポートできないかという強い思いからプロジェクトを立ち上げた。皆さんにその思いが少しでも伝わればうれしい」と語った。
    同社はプロジェクトのスタートに当たり、夫婦で見てもらいたい家事分担動画「ふたりでわけあうもの」を公開し、2週間で250万回再生を超えた。
    https://www.youtube.com/watch?v=do3HWd9ETsk
    「わけあいたいのは、わかりあいたいから。」をキャッチコピーに、恋人から夫婦になったカップルの「家事分担」をリアルに描いた動画だ。
    ゲストの太田さんと近藤さんは、2015年に結婚し、今年5月に第1子となる女児が誕生した新米パパママ夫婦だ。お互いに仕事を抱えつつ、日々の家事や育児に奮闘している。最近では、近藤さんのインスタグラムによって、太田さんのイクメンぶりが話題になっている。そんな2人が家事分担や、日ごろの心構えについてトークを展開した。

    近藤さんの妊娠が分かってから家事をするようになったという太田さん。今は皿洗いと風呂掃除を主に担当し、皿洗い用のスポンジは四つ使いこなしているという徹底ぶりだが、家事をやり始めたころは“やってあげている”という感覚だったという。子どもが産まれてからはさらに忙しくなり、気持ちのすれ違いも生じた。近藤さんは家事を一人で抱え込み、“爆発”してしまったことも。
    近藤さんは「イライラしていると怒っているように見られるが、“私の気持ちを分かってほしい、寄り添ってほしい”と思っているだけなんです」と胸の内を明かした。

    その後、夫婦で話し合いをしたことで気持ちに変化が起きたという。
    太田さんは「相手のためというより、日常の中で“俺ができるからやるよ”という気持ちになってからは、潤滑にコミュニケーションが取れるようになった。今は“分かち合って”いる。ただの作業分担ではなく、互いのストレスを分け合い、気持ちを分かり合うことが大事」と話した。
    会場では2人で皿洗いにチャレンジ。太田さんが食器を洗い、近藤さんがすすぐ共同作業を披露。JOYで洗った皿に「愛」という文字が現れるサプライズに夫婦の笑みがこぼれた。近藤さんは「普段サプライズができない人なので、すごくうれしい」と感激。「一緒にキッチンに立ったり、掃除することが貴重なコミュニケーションになる。その日の出来事を話すだけでもいい。子どもが成長しても、もっとラブラブな夫婦になりたい」とはにかんだ。
    プロジェクトサイト:http://m.myrepi.com/joy/jobtojoy/