マカオ発★ 年末年始、カジノ好調

マカオのホテル予約状況が、クリスマスから年末年始にかけて好調に推移した。主要ホテルでは週末やクリスマス連休を中心にほぼ満室の状態が続き、ホテル旅行業商会によると、同期間中の来客数は前年同期比で5~10%増える見通し。2013年12月のカジノ収入も、単月ベースで過去最高となった10月に次ぐ高水準に達すると予測されている。アジアの経済情報を発信するNNAが伝えた。

好況に沸くマカオの観光業界。カジノ収入も引き続き2桁成長が見込まれる

 

香港経済日報によると、13年12月20日から元旦まで、主要17ホテルのうち11ホテルで、休日に限っては満室になるなど旺盛な需要が続いたもようだ。中でもマカオ半島に位置するMGMチャイナ・ホールディングスや米系のウィン・マカオ、スタンレー・ホー氏系の澳門博彩(SJM)の3社が運営するホテル計2000室余りで、同期間の宿泊予約はフル状態。マカオ唯一の日系ホテル、ホテルオークラの広報担当者は12月19日時点で「ほぼ満室の状態。年々状況は上向いている」と話した。
需要増に伴い、宿泊料金も1割ほど上向いた。マカオ日報によると、12月27、28日の宿泊料金は3つ星ホテルでも1室2500~2600マカオパタカ(1マカオパタカ=約13円)まで上昇した。

来客数増加で、カジノ収入も高水準となった。例年12月は繁忙期となり、2010年と12年の12月はともに単月ベースで同年の最高を更新している。米シティバンクは、13年12月のカジノ収入を前年同月比15%増の320億パタカと予想した。
バークレイズ証券のリポートでは、カジノ収入は12月中旬から右肩上がりの成長を遂げ、同月10~15日にはカジノ運営6社合計で62億マカオパタカに達したという。1日当たりでは10億3000万パタカとなり、それ以前の1~9日の同9億4700万パタカから9%増えた。12月全体では前年同月比で18.5%増えると予測している。
カジノ収入は10月に前年同月比31.7%増の364億7700万パタカとなり、単月の過去最高を記録したが、12月は同月に次ぐ水準になるとみられる。カジノ収入は昨年、中国経済低調の影響を受けて本土からの来客が減少したことで、単月ベースで5回にわたり1桁成長に落ち込み、通年では前年比13.5%増と前年の42.2%増から急激に減速した。

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