US発★ 注目の新ケーブルチャンネル

米国では視聴者の細分化やストリーミング配信の普及といった逆風下で、2013年も新たなケーブルテレビチャンネルが続々誕生した。アド・エージ誌は14年に注目すべきチャンネルとして8局を紹介している。

'Knife Fight' on Esquire Network


一つ目は9月に参入したNBCユニバーサル傘下のエスクワイア(Esquire)ネットワーク。比較的手薄とされる男性層、特に都市部の高所得や高学歴層をターゲットとし、スポーツ番組以外で男性へのリーチを狙う広告主の新たな選択肢となった。料理対決番組「Knife Fight」などのリアリティー番組や生活スタイル番組を放送している。

 

Katie Nolan on Fox Sports 1 's
'Crowd Goes Wild'


8月に誕生したFOXスポーツ1(FS1)は、ESPN以外の選択肢として広告主が待望してきたスポーツチャンネル。有力コンテンツの不足などから低迷し、第3四半期のプライムタイム視聴者数は平均30万人弱にとどまったが、番組編成の充実に伴って巻き返しつつあり、14年にはスーパーボウル放送権がFOXに回ることが追い風となりそうだ。

 

Diddy and Time Warner Cable
promote his new Revolt network
'Buffy the Vampire Slayer,'
coming to Pivot in January


その他のチャンネルは、ラップ系音楽プロデューサーのショーン・コムズ氏が手掛けるミレニアル世代向けMTVチャンネルのリボルト(Revolt)、同世代をターゲットとしつつも社会的意識に訴えるピボット(Pivot)、8月にスタートしたアルジャジーラ・アメリカ、10月にABCとユニビジョンが立ち上げたニュース/ライフスタイル主体のフュージョン(Fusion)、FOXネットワークが9月に始動させた若年向けコメディー番組主体のFXX、さらにメキシコ系映画監督ロバート・ロドリゲス氏が12月半ばに放送を開始したばかりのエル・レイ(El Rey)。

'America Tonight'
on Al Jazeera America


うちアルジャジーラはプライムタイム視聴者数の低迷(平均約1万8000人)や広告主の消極姿勢で苦戦したが、今後はタイム・ワーナー・ケーブルとの契約を通じて大都市部で視聴可能世帯数を増やす見込み。FXXは大人向けドラマ主体の親会社とすみ分け、11月には「ザ・シンプソンズ」の独占ケーブル放送権を取得した。

 

新チャンネルを軌道に乗せるまでの道のりは険しいものの、14年もWWEネットワークやカレッジスポーツのSECネットワークを含む複数チャンネルが新たに誕生する見通しという。

詳細はAdAge→ http://bit.ly/18OLBye
New TV Networks Scorecard: Eight Cable Channels to Watch in 2014
Streaming Competition, Pressure on Fees Hasn't Dissuaded New Entries

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