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ラグビーW杯開幕!
世界20チームが全48試合で熱戦

2019/09/25

    アジアで初開催の「ラグビーワールドカップ2019日本大会」(主催=ワールドラグビー ワールドワイドパートナー=エミレーツ航空、ハイネケン、ランドローバー、マスターカード、ソシエテ ジェネラル、DHLオフィシャルパートナー=キヤノン、TOTO、セコム、大正製薬、三菱地所グループ、NEC、ヒト・コミュニケーションズ、大成建設)が9月20日に開幕した。(画像=ⓒ フォート・キシモト)
     

    大会には、日本代表を含む世界20カ国・地域のチームが参加し、11月2日の決勝まで、全国12会場で全48試合の熱い戦いが繰り広げられる。
    大会ビジョンは「絆 協創 そして前へ」。キャッチコピーは「4年に一度じゃない。一生に一度だ。- ONCE IN A LIFETIME -」。

    開会式前には、航空自衛隊の曲技飛行チーム・ブルーインパルスが飛来し、開幕に花を添えた

     

     同日、調布市の東京スタジアムでは、開幕戦の日本対ロシアの試合に先立ち、プロジェクションマッピングを効果的に使った開会式が、約20分間にわたり華やかに行われた。
    式典は、厳粛な雰囲気の中で、海や山などの神を表現した舞踏で始まった。その後も和太鼓が鳴り響く中、200人以上が参加した日本の祭りをイメージした踊りや、開催都市の紹介が行われた。

    また、大会公式マスコット「レンジー」のモチーフになった“連獅子”を、歌舞伎俳優の市川右團次・右近さん親子が舞い、見事な“毛振り”披露した。
    グランド中央には、富士山の形をしたスクリーンが出現し、周りを囲んだ約350人の子どもたちが、出場チームの国旗を手に20チームを紹介。過去の大会のハイライト映像と共に、W杯のテーマ曲「ワールド・イン・ユニオン」を合唱し観客を盛り上げた。

    スクリーンの中からは、2011、15年大会を連覇したニュージーランドのキャプテンだったリッチー・マコウ氏が優勝杯(ウェブ・エリス・カップ)を掲げてサプライズで登場し、開会式はクライマックスを迎えた。

    ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は「多くの人が待ち続けた瞬間が、ようやく訪れた。これから6週間にわたって、最高の試合と日本の素晴らしい部分を体験することになる。フィールド内外で、いつまでも記憶に残る時を分かち合いましょう」とあいさつ。
    大会名誉総裁を務める秋篠宮さまは「大会に出場する皆さまが、その卓越した技術を遺憾なく発揮し、世界中のラグビーファンを大いに魅了することを期待する。この大会を契機に、ラグビーのさらなる発展とともに、スポーツを通じた交流が、世界の人々の友情と親交を深めることを心から願う」と開会宣言をした。

    大会公式サイト:https://www.rugbyworldcup.com/