秋篠宮ご夫妻が臨席

ソチオリンピック日本代表選手団結団式・壮行会

安倍首相のオリンピック秘話?も

日本オリンピック委員会(JOC)は1月20日、ロシア・ソチで開催される第22回オリンピック冬季競技大会(2月7~23日)に参加する日本代表選手団の結団式・壮行会を、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で実施。結団式には当日時点の選手団226人(選手99人、役員127人)のうち126人と関係者約560人が出席した。冒頭、JOCの竹田恆和会長は「正々堂々と競技にまい進し、活力のある、世界に誇れる日本の姿を世界の人々に伝えてほしい」とあいさつ。団旗が竹田会長から橋本聖子団長を経て、旗手を務めるカーリング女子の小笠原歩選手に授与された。

秋篠宮さまは「ソチの自然と文化に触れつつ、世界各地から集う人々と交流を深め、スポーツを通じて国際親善に努めてほしい」と話された。来賓のエフゲニー・アファナシエフ駐日ロシア大使は「ソチは準備も整い、皆さんを迎えることを楽しみにしている。日本選手団の成功をお祈りする」と祝辞を述べ「ロシア選手も金メダルを目指している。日本に全てのメダルは約束できない」と会場を和ませた。主将を務める、スキー・ジャンプの葛西紀明選手は「大会に懸ける熱い思いをチームジャパンとして集結し、一意専心、競技に挑む」と決意表明した。

壮行会は一般参加者も合わせて約2000人が出席。華やかな雰囲気の中、さまざまな趣向で代表団にエールを送った。安倍晋三首相は、1972年の札幌オリンピック当時、フィギュアスケート女子のジャネット・リン選手(米国)にファンレターを出し「LOVE&PEACE」と返事をもらったエピソードを披露、「多くの国民の夢や希望、声援を力に換えて頑張ってほしい」と選手を激励した。国際宇宙ステーションに滞在中のJAXA宇宙飛行士・若田光一さんは「宇宙から観戦して皆さんを応援する。がんばれ!ニッポン!」とビデオメッセージを寄せた。

JOCパートナーのグリーは、選手への応援メッセージを募集するキャンペーンを実施し5万人を超える募集があった。会場では、そのメッセージが記された「みんなの日本代表応援フラッグ」が選手団代表に贈られた。JOCが展開中の「ニッポン!コールプロジェクト」は、当日までに約12万6000人から「ニッポン!」と叫ぶ声援が集まった。ステージにはプロジェクトのアンバサダーを務めるモーニング娘。'14(ワンフォー)のメンバーが登場。公式応援ソング「君の代わりは居やしない」を力強く熱唱し、選手を元気づけた。また選手団には、日本中の熱い声援を握りしめて健闘してほしいという意を込めて、炎のマークをプリントした手袋がプレゼントされ、最後に全員で「ニッポン!」コールを唱和して気勢を上げた。

宇宙からも応援メッセージ
グリーの田中良和社長、競泳・寺川綾選手、
ボクシング・清水聡選手から選手代表団にフラッグ贈呈
 
モーニング娘。’14のライブ
全員でニッポンコール

 

会場ロビーには「がんばれ!ニッポン!パーク」が設置され、一般参加者でにぎわった。スキーやスケートの有名選手の競技用ウエア、用具などの展示とともに、JOCパートナー各社もブースを出展。トヨタ自動車はボディーに炎のマークで車名を付けた「AQUA」を展示し、グリーは応援キャンペーンと「みんなの日本代表応援フラッグ」を紹介した。ミズノ、デサント、アシックスジャパンは、代表選手団のオフィシャルスポーツウエアやバッグなどのレプリカ商品を展示、エアウィーヴは代表選手向けのマットレスパッドを紹介、製品を展示した。

 
 応援メッッセージボードも設置


壮行会後の記者会見で橋本団長は「ソチ大会は2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催決定後初の大会でとても重要だ。メダルは長野大会を超える金5個、総数10個を目標にしたい」と語った。

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