史上初 同一都市で2度目のパラリンピック

「IPC/東京2020オリエンテーションセミナー」開催

日本オリンピック委員会(JOC)と東京都、日本障害者スポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)は1月19、20の両日、国際パラリンピック委員会(IPC)と合同で「IPC/東京2020オリエンテーションセミナー」を、東京・千代田区のホテルニューオータニで開催し、延べ約380人が参加した。セミナーでは2020年のパラリンピック東京大会に向けて、IPC代表団から大会概要やパラリンピックムーブメント・レガシー、IPCの組織などについて説明され、大会成功のための知識共有や今後のプロセスについての意見交換が行われた。セミナーに先立つ18日には、代表団に対して一部の競技会場の視察ツアーも実施された。

 
パーソンズ副会長

 

初日の冒頭、IPCのアンドリュー・パーソンズ副会長(第32回オリンピック競技大会〈2020東京〉調整委員会委員)は「東京ならではの大会を実現してほしい。IPCと共に必ず大会を成功させましょう」とあいさつ。副会長は、昨年3月の国際オリンピック委員会による東京視察にも参加している。日本障害者スポーツ協会の島原光憲会長(JPC委員長)は「東京でのパラリンピック開催は2回目で、同一都市での開催は史上初だ。あらゆる人が差別のない生活を送りより良い世界を築く、というメッセージを世界に示していきたい」と抱負を述べた。下村博文文部科学相は「パラリンピックの成功が、2020年大会のカギになる。これからもオールジャパン体制で尽力する」と語った。

左からIPCのハビエル・ゴンザレスCEO、パーソンズ副会長、島原会長、
日本障害者スポーツ協会の山脇康理事(JPC副委員長・IPC理事)

 

20日、セミナー終了後に記者会見が行われ、パーソンズ副会長は「東京には確かなビジョンと適した人材がいることを理解した。最高のパラリンピックを開催できると自信を深めた」と話すとともに、「今後は特に選手のプロモーションに力を入れることが、大会の盛り上げに重要だ」と語った。島原会長は「2020年、世界中の選手が全力で競技に集中できる環境を提供できるよう、引き続きIPCと緊密に連携して準備を進める」と表明した。

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