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日本PR大賞「パーソン・オブ・ザ・イヤー」「シチズン・オブ・ザ・イヤー」表彰式

2014/01/24

    日本パブリックリレーション協会(PRSJ)は1月21日、2013年度の日本PR大賞「パーソン・オブ・ザ・イヤー」と「シチズン・オブ・ザ・イヤー」の表彰式を六本木のグランドハイアット東京で開催した。表彰式では、同協会の森健理事長が、受賞者にトロフィーを渡した。

    パーソン・オブ・ザ・イヤーには、女子走り幅跳びの選手で、3大会連続パラリンピック出場を果たした佐藤真海氏が選ばれた。昨年9月のIOC総会では、2020東京オリンピック・パラリンピック招致委員会プレゼンターとして、スポ-ツによって苦しみを克服できたことや被災地出身者として国内外のスポーツ選手による被災地の子どもたちを勇気付ける支援活動を紹介し、世界に大きな感動を与えた。

    佐藤さんにトロフィーを渡す森理事長

     

    シチズン・オブ・ザ・イヤーは、「地道で独創的な広報・PR活動を実践し、広く社会や地域の発展に寄与した個人またはグループ」に贈られる。2013年に10回目を迎えた「本屋大賞」を運営するNPO本屋大賞実行委員会に決定した。書店員が「読んで面白い」「お客さまに勧めたい」本をPRするという出版PRの新しい発想で、広く国民の支持を得ていることが評価された。

    本屋大賞実行委員会の浜本茂理事長(右)、
    同委員会の高頭実行委員(中央)

     

    佐藤氏は「IOC総会に向けて自分の殻を破ってプレゼンする練習を重ね、スポーツの力、パラリンピックの力、そして復興への思いを精いっぱい伝えた。これからも発信することを意識し続け、人と人をつなぐ懸け橋になりたい」と語った。本屋大賞実行委員会の高頭佐和子実行委員は「最初は手弁当の活動だったが、皆さまのご支持のおかげで賞の運営も順調になった。売れていない本であっても自分にとって大切な一冊に出合うために、ぜひ書店に足を運んでもらいたい」と述べた。