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愛車の一時交換アプリ「CAROSET」がサービス開始

2019/12/11

    自家用車オーナー同士の間で愛車を一時的に交換することができるアプリサービス「CAROSET(カローゼット)」が12月10日に開始され、同日に東京・港区の電通ホールでローンチ発表会が行われた。

    カローゼット記者会見

    同サービスは、電通が2018年10月に設立した、CtoCサービスを開発・提供していく100%子会社「カローゼット」の第1弾のサービスとして開発された。

    「CAROSET」は、利用者間での金銭のやりとりが発生しない「共利用型シェアリング」という今までにないシェアリングモデルとして、クルマオーナーの潜在的なニーズと課題に応えるサービス。月額基本料780円(税別・20年5月末まで無料)で会員となれば、自分が所有するクルマをアプリに登録することで、他の会員のクルマと「一時的に」交換することが可能となる。また、他の会員からの一時交換リクエストに応じた日数分だけ、自分も他の会員に一時交換のリクエストを出すことができる。

    発表会では、「CAROSET」のサービス紹介に加え、協業先4社・団体(大和ハウス工業・東京海上日動火災保険・FujisawaSST協議会・三菱地所)の代表者を招き、今後の協業内容などについても紹介された。

    カローゼットが提唱する新しい概念「金銭授受を伴わない、平等かつ助け合いの精神を持った個人資産の共利用」=Open Personal Asset(オープンパーソナルアセット)に基づき、将来的にはさまざまな企業・団体と協力しながら、クルマに限らず、個人が保有する他の資産へとサービスの範囲を広げていく。