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東京2020オフィシャルスポーツウェア発表 コンセプトは「ジャポニズム」

2020/02/26

    日本オリンピック委員会(JOC)と日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)、東京2020大会ゴールドパートナーのアシックスは2月21日、東京・中央区の室町三井ホール&カンファレンスで「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 日本代表選手団 オフィシャルスポーツウェア発表会」を行った。
     
    ウェア展示
    日本代表選手が、表彰式や選手村で着用するオフィシャルスポーツウェアは「ジャポニズム」をコンセプトに、コンディショニング、ダイバーシティ、サステナビリティを開発テーマに掲げ、アシックスが約4年の開発期間を経て完成させた。カラーは昇る朝日をイメージした「サンライズレッド」で、日本代表選手の強さを表現しながら、誇りを感じられるデザインを採用している。
     
    尾山会長
    尾山会長
    福井団長と河合団長
    スーツ姿(左):福井団長 (右)河合団長
    同社の尾山基会長は、「日本の選手団が着用するにふさわしい製品を目指して開発した。本番で最高のパフォーマンスを発揮してもらうため、会場以外でもリラックスして快適に過ごせる工夫をした。また、全国の皆さまから提供いただいた思い出のあるスポーツウェアをリサイクルして、オフィシャルウェアを製作するという、新たな試みを実施した。皆さまの応援が選手に届き、選手の力になれば幸いだ。今後も限りある資源を有効に活用し、環境に優しく持続可能な社会の実現に貢献したい」とあいさつした。
     
    アスリート13人

    ステージには、アーティスティックスイミングの乾友紀子選手やマラソンの服部勇馬選手ら、日本代表候補のアスリート13人がウェアを着用して登場。千田伸二取締役は、ウェアの概要や機能について説明し「当社は、このウェアで日本代表選手団をサポートし、選手の活躍に少しでも貢献したい」と話した。

    東京2020組織委の森喜朗会長は「素晴らしいスポーツウェアを選手に提供してくれたアシックスの皆さんにお礼を申し上げたい。選手がこの素晴らしいウェアを着て、憧れの表彰台に上られることを期待する」と語った。

    ウェアアップ
    シューズアップ

    会場にはオリンピック日本代表選手団の福井烈団長とパラリンピックの河合純一団長、シドニーパラリンピック男子車いすバスケットボールでキャプテンを務めた根木慎志さん、オリンピック女子レスリングで3連覇を果たした吉田沙保里さんも駆け付け、日本代表選手にエールを送った。
    公式サイト:https://tokyo2020.org/ja/news/news-20200221-01-ja