インドネシア発★ ハラル認証情報、携帯アプリでチェック可能に

ハラル市場に熱い視線が注がれる中、インドネシアでハラル製品情報を提供するアプリケーションが開発された。ハラル対応商品の正確な情報を手軽に照会できるため、イスラム教徒がより安全に商品を購入できるようになる。アジアの経済情報を配信するNNAが伝えている。

ハラルとは、イスラムの教えで許された「健全な商品や活動」全般を意味する。その戒律に従って製造した製品は「ハラル認証」を取得した上で販売されている。

イスラム教徒が人口の約9割を占めるインドネシアでは、ハラル認証の表示をつけて販売されている食品や化粧品が多い。ただ、実際には登録されていないものや認証期間が失効している製品もある。手軽に照会できるアプリが普及すれば、イスラム教徒が安全に製品を購入する機会が増えそうだ。

同アプリを開発したのは、イスラム指導者会議(MUI)食糧・化粧品試験機関(LPPOM)。これまではハラル認証製品の情報を掲載する雑誌『ハラル・ジャーナル』を発行していたが、情報の増加に伴い印刷・物流コストがかさんできたこともあり、普及が進む携帯アプリで情報を配信することにした。

公式アプリ「Pro Halal MUI」はアンドロイド端末で動作し、グーグルのアプリ配信サービス「グーグル・プレイ」で無料配布している。アプリを起動して食品や化粧品のバーコードをカメラで読み取ると、LPPOMが認証したハラル製品の名称、番号、認証の有効期限などを照会できる。読み込んだデータを保存し、後で確認できるようにもした。

LPPOMの広報担当者は「消費者にとっても、重たい雑誌をめくる必要がなくなり利便性が飛躍的に高まる」と説明。現在は小売業者のうち96社、計4938品目のバーコードを登録しており、今後も対象製品を増やしていく方針だ。

 

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