ソチパラリンピック閉幕

「impossible」から「I’m possible」へ

    

 

ソチパラリンピック大会が3月16日閉幕した。

フィシュト・オリンピックスタジアムでは閉会式が行われ、参加45カ国の旗手が入場行進した。日本はアルペンスキー男子で二つの金メダルを獲得した狩野亮選手が務め、観客から大きな声援を受けた。日本は、金3、銀1、銅2の計6個のメダルを獲得。目標の10個には届かなかったが、金メダル数は海外の冬季大会では最多タイだった。国別の獲得数は、地元ロシアが過去最多の金メダル30、銀メダル28、銅メダル22の計80個で1位。

  

式典の冒頭、「impossible」の巨大な英文字の一部が動いて「I’m possible」に変わる演出がなされた。開催国ロシアを代表してあいさつしたドミリー・コザフ副首相は「私たちは『不可能は可能にできる』ということを改めて信じることができた」と大会を振り返った。

同日行われた総括記者会見では、商業的な成功が強調された。冬季大会史上最多の31万枚以上の入場、観戦券が販売され、各会場の観戦席は連日ほぼ満員。スポンサー収入も過去最高となった。国際パラリンピック委員会(IPC)のフィリップ・クレーブン会長も「素晴らしい大会だった」と評価した。2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は会期中の13日、クレーブン会長と会談。「20年大会では、パラリンピックもオリンピックと同じスポーツの大会として成功を目指す」と取り組みを伝えた。

聖火台の火が消されると、オリンピックからパラリンピックまで約5週間続いたスポーツの祭典が終わりを告げた。次回の冬季大会は18年に韓国・平昌(ピョンチャン)で開催される。

(写真=フォート・キシモト)

関連記事

続きを見る
ページ先頭へ