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Q10 日本のキャラクターやコンテンツの認知・好意度は?

2016/10/21

世界の人々の目に、今の日本はどう映っているのでしょうか? 日本の観光や土地、食や製品などの“ジャパンブランド”は海外でどんな評価を得ているのでしょうか?

2016年4月に世界20カ国・地域で行った「ジャパンブランド調査2016」の結果を紹介しています。今回は「日本のキャラクターやコンテンツの認知・好意度」です。

A10 認知では「ポケットモンスター」、好意では「ドラえもん」が1位に
 

日本のキャラクターやコンテンツの認知・好意度


認知における全体のトップは「ポケットモンスター」、好意におけるトップは「ドラえもん」でした。本調査は、世界中で大ブームになっている「ポケモンGO」のローンチ前に行っていますが、「ポケットモンスター」の認知は「ポケモンGO」が流行する前から非常に高い結果であることが分かります。
 

日本のキャラクターやコンテンツの認知・好意度(2)


エリア別では、上位の「ポケットモンスター」や「ハローキティ」「ドラゴンボールZ」はアジアだけでなく欧州や北米での認知も高く、全エリアで人気を博しているようです。

他方で「ドラえもん」「名探偵コナン」「ウルトラマン」「クレヨンしんちゃん」はアジアでの認知は比較的高いものの、欧州や北米では認知度が低く、エリアや地域によって差も見られました。

日本企業が海外進出をする際にキャラクターを起用することも増えています。それぞれのエリアで受け入れられている日本のキャラクターは、世界に通じるパワーを持っていそうです。


<ジャパンブランド調査2016の概要>
●目的:日本の食や観光、製品など「ジャパンブランド」全般に関する海外消費者の意識と実態を把握し、企業のマーケティング活動を支援。
●対象エリア:20カ国・地域
中国(北京、上海)、香港、韓国、台湾、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア
●調査手法:インターネット調査
●対象者条件:中間所得層以上の20歳~59歳男女
●サンプル数:地域ごとに200ss、計4000ss
●調査期間:2016年4月25日~5月18日

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