ワカモンのすべて #10

スルーされるホワイトデー

~大学生のホワイトデー事情~

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    西井 美保子
    株式会社電通 ビジネス・クリエーション・センター チーフプランナー

電通ワカモンでは、大学生団体やサークルのメンバーと一緒に、月に1度ワークセッションを行うとともに、SNSのグループチャット機能を活用して大学生の今を切り取る、“ワカモン・リアル” を実施しています。特に、季節のイベントに着目して、「実際はどうだったのか」「実際にどんなことをしたのか」と振り返りながら彼らの姿を垣間見ていきたいと思います。都内の大学生計20名(女子11名・男子9名)に、実際にホワイトデー翌日の3月15日に聞いてみました。

「あなたはホワイトデーにプレゼントをもらいましたかorあげましたか」

そうすると、「なにもありませんでした」「なにもあげませんでした」という意見がほとんど。バレンタインデーでは友達同士でお菓子を渡し合う“友チョコ”が当たり前になっている大学生ですが、ホワイトデーになると女子にとっては“カップルの行事”に限定されているようです。更には、男子で特徴的だったのは、返さない派が過半数を占めたこと。よくよく聞いてみると、本命ではない(と推測される)にもかかわらず、お返しをホワイトデーで渡すのは「重いと思われそうで嫌」といった意見が散見されました。

Q.「あなたはホワイトデーにプレゼントをもらいましたかorあげましたか」
【女子大学生】

【男子大学生】

実際に、サークルアップで同日、関東の大学生を対象に調査をしてみました。「何人にプレゼントを渡したか」聞いてみると、男子の2人に1人は「0人」という結果に。

ホワイトデーにもらったもので多かったのは、彼氏からの“手作りのもの”。

「彼氏にアップルパイを作ってもらいお花をもらいました」

料理男子やスイーツ男子なんていう言葉がちょっと前に流行しましたが、彼女のために腕によりをかけて手作りお菓子を作る男子大学生が増えているのかもしれません。

バレンタインデーやクリスマスなどの季節イベントに比べて、ホワイトデーはまだまだイベントとしての開拓の余地あり!ですが、ハロウィンのように急激に全国へ波及していくイベントもあるので目が離せません。来年のホワイトデーに注目です。

【ワカモンプロフィール】

電通若者研究部(通称:ワカモン)は、高校生・大学生を中心にした若者のリアルな実態・マインドと 向き合い、彼らの“今”から、半歩先の未来を明るく活性化するヒントを探るプランニングチームです。彼らのインサイトからこれからの未来を予見し、若者と 社会がよりよい関係を築けるような新ビジネスを実現しています。現在プロジェクトメンバーは、東京本社・関西支社・中部支社に計14名所属しています。ワ カモン Facebookページでも情報発信中(https://www.facebook.com/wakamon.dentsu)。

 

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