レピュテーション・マネジメントめぐり日本広報学会が研究発表大会

日本広報学会第19回研究発表大会が10月5、6の両日、東京・文京区の東洋大白山キャンパスで開催された。テーマは「レピュテーション・マネジメントにおける広報課題」。延べ約300人が参加し、過去最大の規模となった。

基調講演では、オランダ・アムステルダム自由大学のユープ・コーネリセン教授が登壇。広報やコーポレート・コミュニケーション研究における世界的にも著名な若手研究者であるコーネリセン教授は、世界的な研究の潮流を踏まえて、レピュテーション(評判)と広報の在り方について問題を提起した。

コーネリセン教授は、「ソーシャルメディアの出現は企業のコミュニケーション活動に大きなシフトをもたらした。レピュテーションはコントロール(統制)するものではなく、ステークホルダーと共にフォスタリング(育む)するもの、つまり、ステークホルダー・エンゲージメントが大切だ」と指摘。そのためのコミュニケーション活動として、透明性やオーセンティック(本気感・本物感)を伴ったアイデンティティー形成とストーリーテリングが重要であると説いた。

大会では、パネルディスカッションや研究発表などを通じて、レピュテーションと広報についてさまざまな角度から活発な議論がなされた。

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