電通、創立114周年記念式で石井社長が社員にメッセージ
― クリエーティビティーとコラボレーション、2つの力で歴史に新たなページを ―

 電通の創立114周年記念式が7月1日、1階の電通ホールで行われ、石井社長が電通グループの社員に向けて所信を述べた。要旨は以下のとおり。

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 かねてより、電通の歴史は「変革と挑戦の軌跡である」と申し上げてきたが、電通がこれまで歩んできた114年間とは、幾度となく押し寄せた時代の変化、あるいは苦難を、先人たちが乗り越えてきた道のりに他ならない。

視点を未来へと伸ばし、2051年、創立150周年を迎えた電通に思いを馳せ、そこから今を振り返った時、この前後10年は、電通の歴史の中で、最も大きく、激しい変化の波に直面した期間の一つであったと位置づけられるだろう。われわれを取り巻く事業環境の変化の波は、それほどまでに大きく、ビジネスのあらゆる領域に及んでいる。

 電通グループはこうした変化の波を乗り越え、自らの変革、さらなる成長と進化を達成しなければならない。その上で重要な意味を持つ2つのキーワードが、今年3月に開かれた米国広告業協会(4A)の年次総会でも掲げられている。それは、「Creativity(クリエーティビティー)」と「Collaboration(コラボレーション)」の2つである。

 われわれが発揮すべき「クリエーティビティー」とは、もはやコミュニケーションのフィールドに限定されるものではない。顧客が展開する事業の成功に向け、ありとあらゆる解決策を構築し、実行する力のことだ。この能力は、従事する業務の種別を問わず、電通グループのすべての仕事で発揮されなければならない。

 「コラボレーション」とはネットワークする力と言ってもいいだろう。新たなプレーヤーとのネットワークはもちろんのこと、先人たちから引き継いできた強力な外部ネットワークについても、視野を広げれば、これまでとは違う次元のネットワークとなり、新しい価値を生み出すものとなる。加えて、グループに身を置くすべての企業、すべての社員が「課題解決の起点」となり「統合力を発揮する主体」となるよう、グループ内のネットワーク力も、より強力なものへと進化させることが重要となる。

 われわれを取り巻く変化の波は大きく、激しいが、これまでの電通の歴史がそうであったように、時代を先取りし、目の前に広がる機会を最大限に生かすことで、一層の飛躍を成し遂げ、輝かしい歴史に新たなページを共に刻んでいこうではないか。

 そして、今後も迎えるこの創立記念の日が、電通グループで働く皆さんにとって、新たな成長と進化を実感できる機会となっていくことを心から願っている。

電通ニュースリリースhttp://www.dentsu.co.jp/news/release/2015/0701-004082.html

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