静寂の中、高度な戦い 

2015ジャパンパラ ゴールボール競技大会

2015ジャパンパラ ゴールボール競技大会(主催=日本障がい者スポーツ協会〈JPSA〉パラリンピック委員会 共催=日本ゴールボール協会〈JGBA〉  JPSAオフィシャルパートナー=日本航空、JA共済連、田中貴金属グループ、東京ガス、中外製薬、フジッコ、三菱商事、あいおいニッセイ同和損害保険、三菱電機、サントリーホールディングス、大同生命保険、凸版印刷、モリサワ、トヨタ自動車、ゴールドウイン、東日本旅客鉄道)が7月31日から8月2日、東京の足立区総合スポーツセンターで開催された。

 

 

ゴールボールは、視覚障がい者が男女別で行うチームスポーツで、鈴の入ったボールを互いに投げ合い、相手ゴールを狙う対戦型のパラリンピック競技だ。障がいの程度を公平にするため、選手はアイシェードを着用し、ボールの転がる音や味方の掛け声、相手の音・気配など視覚以外の全ての感覚を研ぎ澄まして戦う。

今大会には日本、ロシア、トルコ、韓国の各女子チームが参加した。

初日、2日目は予選リーグで、日本は2勝3敗1分けとし、最終日に3位決定戦を戦った。試合は、韓国が前半に挙げた1点を守りきり3位が確定。決勝のロシア対トルコは、点の取り合いの末トルコが4対3で優勝した。

選手はボールの鈴の音を頼りに競技するため、試合は静寂の中で展開される。その中で選手は神経を集中し、身を投げ出してゴールを死守する。ゴールボールが「沈黙の中の格闘技」と言われるゆえんだ。声援を送ることができるのは、タイムアウトやハーフタイムなどでタイマーが止まっている間だけ。その時は会場には軽快な音楽が流れ、観客も手拍子しながら遠慮なく声援を送ることができる。

 

試合の合間には、来場者を対象に競技の体験会が開かれた。男子選手のデモンストレーションでは、ボールの速さに驚きの声が上がった。レクチャーを受けた後は、子どもから大人までが模擬試合を行い、難しさや楽しさを体験。選手の能力の高さを感じたようだ。

大会期間中、約1000人の来場者があった。

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