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ジャパンブランド調査2015No.15

Q15 日本産ならより買いたくなる食材は?

2015/09/23

世界の人々は日本のことをどう見ているのでしょうか? 日本の食や観光、製品などの“ジャパンブランド”は海外でどういう評価を得ているのでしょうか?

2015年4月に世界20カ国・地域で行った「ジャパンブランド調査2015」の結果をデータカードで紹介しています。今回が最終回になります。

A15「わさび」「醤油」などの調味料カテゴリーだけじゃない!肉や魚、果物も高評価。

Q15日本産ならより買いたくなる食材は?

食材別に、「『日本産』ならより買いたくなるもの」を聞いたところ、全体では「わさび」(1位)、「醤油」(2位)、「和牛」(3位)となったものの、地域別に傾向がばらつく結果になりました。インドではトップ3を「りんご」「いちご」「ぶどう」という果物が占め、ASEAN各国では魚介類での評価が高いことがうかがえます。

日本ならではの調味料だけではなく、肉や魚、果物などの分野においても日本産品の価値が認められています。


<ジャパンブランド調査2015の概要>
●目的:日本の食や観光、製品など「ジャパンブランド」全般に関する海外消費者の意識と実態を把握し、企業のマーケティング活動を支援。
●対象エリア:20カ国・地域
中国(北京、上海)、香港、韓国、台湾、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ブラジル、
イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア
●調査手法:インターネット調査
●対象者条件:中間所得層以上の20歳~59歳男女
●サンプル数:地域ごとに200ss、計4000ss
●調査期間:2015年4月17~27日

電通 チーム・クールジャパン
日本の文化や強みを生かした商品・サービスを海外市場に展開していく「クールジャパン関連事業」推進のために、2013年に発足した全社横断プロジェクトチーム。電通は経済産業省のクールジャパン機構(ファンド)へも出資。海外展開するクライアント企業の担当者やメディア・コンテンツ担当、海外の現地法人ネットワーク担当、プロデューサー、プランナーが集まり、魅力的な日本を世界に打ち出していく取り組みを行っています。

電通総研 ジャパン・スタディーズ・グループ
2020年とその先に向けて、日本の魅力や強みの研究チームを電通総研内に設立しました。国内外の様々な領域の方々とのつながり、そして電通の中の全てのリソースを生かした「ネットワーク型シンクタンク」を目指しています。電通ならではの独自のアプローチ、そして風を読んだその先のカタチを一緒に創っていけるチーム力で、簡単には答えが見いだせない日本の未来づくりに貢献していきたいと考えます。