第44回東京モーターショー開幕

国内全メーカー14社、海外メーカー17社が出展

第44回「東京モーターショー」(主催=日本自動車工業会)が10月29日、江東区の東京ビッグサイトで開幕した。(一般公開日:10月30日~11月8日)

ショーのテーマ「きっと、あなたのココロが走り出す。」(Your heart will race.)の下、国内全ての乗用車・商用車・二輪車メーカー14社15ブランドと海外メーカー17社27ブランドが出展し、全体では前回(2013年)を超える展示面積となる。「テクノロジー+ファンタジー」をコンセプトに、世界一の最新テクノロジー・ショーケースを目指す。

ワールドプレミア(世界初公開)は76台(乗用車、商用車、二輪車など)、ジャパンプレミアは68台が出展される。国内大手メーカーでは、自動運転の実用化に向けてコンセプトモデルや技術を展示・披露するケースが目立つ。

 

■ 第1回開催は東京オリンピックの10年前

現モータショーの前身となる「全日本自動車ショウ」は、1954年に東京都心の日比谷公園で開催された。(<東京モーターショー>の名称は64年の第11回から)当時、庶民にとってクルマを所有するのは“夢物語”で、展示車両も約270台のうち乗用車はわずか17台と、ほとんどがトラックやオートバイだった。それでも期間中に約55万人の来場者を記録し、潜在需要の高さを見せた。以後、「マイカー元年」といわれる66年、技術革新とデザインの多様化が顕著だった70年代、日本車が世界で躍進した80年代、来場者が200万人を超えた1991年などを経て、昨年60周年を迎えた。会場も日比谷から晴海の東京国際見本市会場、千葉・幕張メッセと変わり、2011年からはビッグサイトで開かれている。

■ スマートモビリティシティ

近年では、ショーの内容もクルマの展示に加え、「環境」「安全技術」など時代の要請に合わせた提案が目立っている。第42回(2011年)から、主催者テーマ事業として同時開催されている「スマートモビリティシティ」(SMC)では、自動車メーカー以外にも情報通信や環境・エネルギー、都市開発、住宅などの関連企業・団体が出展し、最先端の製品・技術、システム・サービスを紹介する。今回のSMCのテーマは「もっと自由に… クルマが変わる、くらしが変わる、社会が変わる。」。次世代モビリティや自動運転などの試乗体験も用意され、見るモーターショーから参加して楽しむモーターショーに変化を続けている。

■ 関連イベント

今年もショーの告知、盛り上げを目的に関連イベントが開催された。

10月10、11の両日、東京臨海副都心の青海エリアで「東京モーターフェス2015 with みんモー」(主催=同実行委員会)を実施した。同フェスのPart2はモーターショー期間中にお台場のメガウェブで行われる。(ウェブ電通報記事:http://dentsu-ho.com/articles/3185

また、10月24日には自動車メーカーのトップらが参加し「東京モーターショー60周年記念パレード」が日比谷、銀座など都心エリアで行われた。

(ウェブ電通報記事:http://dentsu-ho.com/articles/3240

モーターショー初日の29日には、会場で「Mobilityscape Tokyo 2015」が行われる。国内外の報道関係者に日本の自動車産業をより深く知ってほしいとの思いで開催されるもので、自工会の正副会長5人によるトークセッションを予定している。

東京モーターショー 公式サイト:http://www.tokyo-motorshow.com/

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