年末年始恒例のBS民放5局共同特別番組

今回は「バック・トゥ・ザ・21世紀」

BS民放5局(BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ)は12月10日、年末年始恒例となった共同特別番組の発表会を、東京・汐留の電通ホールで開催した。

2006年にスタートした特別番組は今回で10回を数え、5局が開局して15周年の節目となる。

毎回、大きなテーマに沿って各局がそれぞれ制作した番組を、5夜にわたり5局が同じ時間帯に同じ番組を放送する。今回のテーマは「バック・トゥ・ザ・21世紀 ~気づけば未来があふれてた~」で、21世紀の激動の15年を検証する番組だ。

5番組共通のプレゼンターには、俳優の吉田鋼太郎さんを起用。吉田さんは「吉田未来研究所 所長」という架空の人物に扮し、21世紀の研究成果を発表する。吉田さんの助手役で、女優の森レイ子さんが出演する。

番組では、2000年から15年間眠り続けた人間がそれぞれ5人登場。眠りから覚めて、さまざまな社会の変化に驚愕する。その驚きや発見を映像で分析しながら、時代をひもといていく。

発表会の冒頭、電通総研メディアイノベーションラボ総括責任者の奥律哉氏が「序章 21世紀の<BS>~BS民放5局の15年の変遷とその先にある未来~」と題して講演を行った。

奥氏は「多機能サービスが可能なBSはスマートテレビの先駆者であり、多チャンネル化と受信機普及で『放送環境の変化』が起こった」と話した。続いて、地上波キー局との一体経営で番組制作力が向上し、視聴者ニーズに応えた番組が制作されることで、専門番組のコアファン層や新規視聴者が増加した「視聴者の変化」を挙げ、さらに高齢者人口の増加にともない紀行・情報番組や報道・経済番組のシェアが拡大し“オトナ”メディアとしてのポジションを確立した「社会の変化」に言及。また、スマホの普及により通信速度が向上しコンテンツサービスが多様化、BS放送は、あふれる情報の中で厳選され、知的好奇心を充足する番組を提供するという「番組制作の変化」に至ったと述べた。そして、その傾向は今まで以上に顕著になるだろうと結んだ。

ステージには、特番に起用された吉田さんと森さんが登壇。吉田さんは「大がかりな番組で自分に務まるか不安だったが、やってみて15年間の世の中の変化にあらためて気付かされた」と感想を述べ、2人は各特番のテーマに関連して「これからやりたい仕事」「21世紀の美女」「怪物だと思う人物」「2020年の東京」「幸せを感じる時間」について、自分の思いなどを織り交ぜてトークを展開した。

吉田さんは「日々の生活の中で、立ち止まって時代を振り返ってみることも必要だと思う。年の瀬に自分の立ち位置を確認するのも面白い。番組がその一助になればうれしい」と語った。

「バック・トゥ・ザ・21世紀 ~気づけば未来があふれてた~」放送予定( )内は番組制作局

 午後9時~11時放送(1月下旬、各局で再放送予定)

番組特設サイト:http://bs15.jp/

・第1章:21世紀の【仕事】(BS朝日) 2015年12月28日

・第3章:21世紀の【怪物】(BS日テレ)2015年12月30日

・第5章:21世紀の【時間】(BSフジ) 2016年1月3日

・第2章:21世紀の【女性】(BS-TBS) 2015年12月29日

・第4章:21世紀の【東京】(BSジャパン)2016年1月2日

 

 

 

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