1分で分かる海外消費者インサイト #10

Q10 日本のキャラクターやコンテンツの認知・好意度は?

  • Matsumoto satoko pr
    松本 智子
    株式会社電通 マーケティングソリューション局 プランナー

世界の人々の目に、今の日本はどう映っているのでしょうか? 日本の観光や土地、食や製品などの“ジャパンブランド”は海外でどんな評価を得ているのでしょうか?

2016年4月に世界20カ国・地域で行った「ジャパンブランド調査2016」の結果を紹介しています。今回は「日本のキャラクターやコンテンツの認知・好意度」です。

A10 認知では「ポケットモンスター」、好意では「ドラえもん」が1位に
 

日本のキャラクターやコンテンツの認知・好意度


認知における全体のトップは「ポケットモンスター」、好意におけるトップは「ドラえもん」でした。本調査は、世界中で大ブームになっている「ポケモンGO」のローンチ前に行っていますが、「ポケットモンスター」の認知は「ポケモンGO」が流行する前から非常に高い結果であることが分かります。
 

日本のキャラクターやコンテンツの認知・好意度(2)


エリア別では、上位の「ポケットモンスター」や「ハローキティ」「ドラゴンボールZ」はアジアだけでなく欧州や北米での認知も高く、全エリアで人気を博しているようです。

他方で「ドラえもん」「名探偵コナン」「ウルトラマン」「クレヨンしんちゃん」はアジアでの認知は比較的高いものの、欧州や北米では認知度が低く、エリアや地域によって差も見られました。

日本企業が海外進出をする際にキャラクターを起用することも増えています。それぞれのエリアで受け入れられている日本のキャラクターは、世界に通じるパワーを持っていそうです。


<ジャパンブランド調査2016の概要>
●目的:日本の食や観光、製品など「ジャパンブランド」全般に関する海外消費者の意識と実態を把握し、企業のマーケティング活動を支援。
●対象エリア:20カ国・地域
中国(北京、上海)、香港、韓国、台湾、インド、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア
●調査手法:インターネット調査
●対象者条件:中間所得層以上の20歳~59歳男女
●サンプル数:地域ごとに200ss、計4000ss
●調査期間:2016年4月25日~5月18日

電通 チーム・クールジャパン
日本の文化や強みを生かした商品・サービスを海外市場に展開していく「クールジャパン関連事業」推進のために発足した全社横断プロジェクトチーム。電通は経済産業省のクールジャパン機構(ファンド)へも出資。海外展開するクライアント企業の担当者やメディア・コンテンツ担当、海外の現地法人ネットワーク担当、プロデューサー、プランナーが集まり、魅力的な日本を世界に打ち出していく取り組みを行っています。

電通総研 「ジャパノロジー」プロジェクト
2020年とその先に向けて、経営課題としての文化に焦点を当てた取り組みを電通総研で進めています。グローバル化を進める日系企業、日本市場の攻略を目指す外資系企業に異文化マネジメントや組織文化診断のワークショップやトレーニングを提供いたします。

 

プロフィール

  • Matsumoto satoko pr
    松本 智子
    株式会社電通 マーケティングソリューション局 プランナー

    2012年電通入社後、耐久消費財/通信/ファストファッション/レジャーなどの業種を担当し、デジタル戦略立案、メディアプランニング、制作まで幅広く従事。2015年からマーケティングセクションに在籍。ブランド戦略立案から実際のコミュニケーションまでプランニングを行う。主に消費財/食品/流通などを担当。

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