「全広連日本宣伝賞」各賞が決定、松下賞は大和ハウス工業の樋口会長

全日本広告連盟(全広連)は1月31日、第2回「全広連日本宣伝賞」選考委員会を昨年12月18日に開き、各賞を決定したと発表した。贈賞式は、5月14日開催の第62回「全広連名古屋大会」の式典内で行う。

各賞受賞者と贈賞理由(要旨)は次の通り。

 

<松下賞>

樋口武男(ひぐち・たけお)氏
大和ハウス工業会長兼最高経営責任者

テレビCMを中心にユーモアあふれる広告活動を積極的に展開し、幅広い層への認知拡大に成功。共創共生をテーマとして企業広告の発信などを通じて同社ブランドの信頼性を高め、広告の社会的使命を果たすとともに、広告界の向上・発展に貢献した。東日本大震災では、復興に向け積極的に支援活動を行った。

 

<正力賞>

鈴木敏夫(すずき・としお)氏
スタジオジブリ代表取締役プロデューサー

1985年スタジオジブリの設立に参加、89年から専従となる。「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」など評価の高い作品を生み出すスタジオジブリに、地上波テレビや他企業と組んで公開前に大々的に宣伝する手法を導入した。2001年の「千と千尋の神隠し」では2340万人の動員と304億円の興行収入を獲得した。広告界の活性化と日本映画界・アニメ界の発展に寄与した。

 

<吉田賞>

高野功(たかの・いさお)氏
大広相談役

大広の社長、会長を歴任。長年にわたりクリエーターとして活躍し、数々の賞を受賞した。「優れたアイデアだけが、最強のコミュニケーションを可能にする…」という企業フィロソフィー“Ideas win”の下、強力なリーダーシップで同社をけん引した。柔軟なコミュニケーション戦略で、広告を取り巻く環境の変化にスピーディーに対応し、クライアントの課題解決に努めた。

 

<山名賞>

横尾忠則(よこお・ただのり)氏
美術家

ニューヨーク近代美術館をはじめ国内外の美術館で個展を開催し、国際的に高い評価を得ており、受章受賞多数。グラフィックデザイン業界、美術業界での実績と若い世代に影響を与え続ける活動は高く評価されている。

 

「全広連日本宣伝賞」について

全広連は、「日本宣伝クラブ」が昭和30年代から行ってきた「日本宣伝賞」の顕彰事業を昨年度から継承し、再編成を行った。広告の社会的使命の促進に関わる広告界の向上・発展に尽くした個人を顕彰している。主に広告主対象の「松下賞」、媒体社などに贈る「正力賞」、広告関連会社などが対象の「吉田賞」、クリエーターに贈る「山名賞」がある。

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