大坂の陣400年プロジェクト実行委員会は6月11日、「大坂の陣400年天下一祭」の概要を発表した。2014、15年が、大坂冬の陣(1614年)・大坂夏の陣(1615年)から400年の節目に当たるのを機に、大阪が培ってきた歴史や文化、まちの魅力を国内外に広く発信していく。キャッチフレーズは「大きく夢見るまち、大阪」。
開催期間は2期に分かれ、「大坂冬の陣」は14年10月1日から12月31日、「夏の陣」が15年春・夏(詳細決定後、発表)を予定。大阪市中央区の大阪城公園を主会場に府内全域で行い、大阪全体に大きなにぎわいを生み出す。
「大坂冬の陣」の主会場となる大阪城公園では、戦国時代にタイムスリップできるアミューズメントゾーンの「武将体験hall & SAMURAIミュージアム」(極楽橋周辺)、「大坂の陣400年 西の丸ドーム」(西の丸庭園)、「大坂の陣AR」(天守閣展望台)、大阪城の櫓(やぐら)の特別公開などさまざまな事業を展開。また、このイベントのPR活動は、真田幸村、毛利勝永ら豊臣軍の主力浪人5人をキャラクターに結成された「大坂RONIN 5」が務め、関西だけでなく全国に向けアピールしていく。