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豪華キャストが勢ぞろい 映画「寄生獣」完成報告会見

2014/11/07

    映画「寄生獣」完成記者舞台挨拶

    第27回東京国際映画祭での上映に合わせ、10月30日に東京・六本木ヒルズで映画「寄生獣」の完成報告会見と舞台あいさつが行われた。同映画祭は10月23日から31日に都内各所で開催。この日は作品上映の最終日に当たり、「寄生獣」はクロージング作品として上映された。

    会見では本作に登場する染谷将太さん、深津絵里さん、橋本愛さん、東出昌大さんの4人と、監督兼VFXを務めた山崎貴氏が登場。撮影中のエピソードや作品への思いなどを語った。

    原作は同名の漫画で1988年から95年に連載、累計1300万部を突破するなど人気を博している。同作は海外でも評価され、映像化権が米国で買われたことでも知られている。米国で映画化されないまま権利が日本に戻った経緯を踏まえ、山崎監督は「VFXのスタッフとしてだけでも製作を念願していた作品。縁あって監督として関わることができたので、長い時間をかけて作った」と喜びを開口一番に語った。

    また劇中はVFXを随所に駆使して原作のアクションシーンなどを実写化しており、パラサイト(寄生獣)に寄生された身体のダイナミックな変形が見どころの一つ。自身の腕がパラサイトに変化することに対して、主演の染谷さんは「撮影はパントマイムのようでシュールだったが、VFX化をしたらどうなるか想像しながら演じられた」と述べた。また深津さんも「顔面が割れた後の姿も似合っていた」と自身が“寄生”された感想を述べた。

    作品は前後編で構成され前編は11月29日、後編に当たる「完結編」は2015年4月25日から全国ロードショー。前編は原作の世界観を踏襲しつつ、最新の技術をふんだんに用いて見応えのあるアクションシーンが特徴的。またそれに合わせBUMP OF CHICKENにより書き下ろされた主題歌「パレード」も注目だ。(楽曲は11月29日から配信スタート)

    劇中画
    寄生獣サブビジュアル