カレッタのイルミネーション、
今年は幻想的な「青の渓谷」
2014/11/13
東京の商業・文化施設カレッタ汐留は11月13日から、幻想的なイルミネーション「Caretta Illumination 2014『カノン・ダジュール Canyon d’Azur ~光の渓谷へ~』」を実施している(2015年1月12日まで。1月1、2日を除く)。
詳細はこちら(カレッタ汐留 特設サイト)。
毎年、プロジェクションマッピングや参加型のショーなどで話題になるカレッタ汐留のイルミネーション。今年は、約25万球のLEDを使用し、「アジュール」(青)の渓谷をつくり上げた。
入り口には全長約15メートルのトンネル「光の回廊」を設置し、360度、青い光に包まれる体験ができる。回廊を抜けると約10メートルの光の柱がそびえ立ち、そのふもとには約6メートルの白い「カリヨンツリー」が。ツリーの中の鐘は自由に鳴らすことができ、フォトスポットとしても楽しめる。
また午後5~10時の20分ごとに、オリジナル楽曲に合わせた約6分間のイルミネーションショーが繰り広げられる(1月1・2日は休止)。柱から光が舞い降りたり、時にははかなげにろうそくがともり、時には壮大な色の変化を一斉に見せて、抑揚ある光の物語の中に観客を引き込んでいく。雪を降らせたり、シャボン玉を吹き出したりする仕掛けが、さらに物語を盛り上げる。
ショーの様子(動画・音無し) |
イルミネーション開催に先立ち11月12日、歌手のクリス・ハートさんを招いて点灯式が行われた。ハートさんはクリスマスにちなんだ4曲を披露し、イルミネーションの光に溶け込む甘く澄んだ歌声で観客を魅了した。「祖国アメリカではクリスマスは家族で一緒に過ごす日。日本では恋人と過ごすことに驚いた」と述べ「Have a very merry Christmas!(楽しい楽しいクリスマスを!)」と締めくくった。
クリス・ハートさんが鐘を鳴らすと青い光が一斉に点灯した |
ミニライブの様子 |
カレッタ汐留は期間中、「青のツリー」(地下1階)や幻想的な青い洞窟(地下2階)など5カ所のフォトスポットを設置したり、飲食店で「カノン・ダジュール」をイメージした青いドリンクや商品を展開するなどの連動企画で、館内を挙げてイルミネーションを盛り上げている。
Caretta Illumination 2014「カノン・ダジュール Canyon d’Azur ~光の渓谷へ~」 |