ミラノ万博「ジャパンデー」 日本カルチャーが世界を魅了
2015/07/17
イタリア・ミラノで開催中の「2015年ミラノ国際博覧会」(ミラノ万博)で、7月11日、「ジャパンデー」が催された。会期中、各参加国をたたえるナ ショナルデーの一環。東日本大震災への世界各国からの支援に感謝を表した「東北復興祭りパレード」では、盛岡「さんさ踊り」、仙台「すずめ踊り(七夕まつ り)」、山形「花笠まつり」、福島「わらじまつり」、青森「ねぶた祭」など10祭りが、大通りをにぎやかに行進。ハローキティやドラえもんも参加した。会 場中央のイタリア広場では、秋田の高さ12㍍の竿燈が来場者を魅了した。
文化公演「JAPAN DAY スペシャルライブ2015」では津軽三味線奏者・吉田兄弟の演奏や、紫舟さんと打打打団 天鼓による「書と和太鼓のコラボレーション」、宝生和英氏の能舞台「高砂」と、日本を代表する古典・伝統芸能が披露された。日本発「KAWAIIカル チャー」を代表するきゃりーぱみゅぱみゅさんのスペシャルライブがフィナーレを飾り、大盛況のうちに幕を閉じた。ミラノ市内のステッリーネ宮殿では「日本 の宴」をコンセプトにレセプションが開催され、各国のVIPらが、菊乃井やたん熊、京都吉兆などの板前が特別に用意した本格和食をはじめバラエティー豊か な日本食を楽しんだ。ミラノ万博は10月31日まで開催。