阿倍仲麻呂“遣唐”から1300年を記念してイベント開催
2016/07/06
奈良県では、平城京遷都後初めて派遣された「第九次遣唐使派遣」(717年 阿倍仲麻呂らが渡海)から数えて1300年目に当たる2017年に向け、「阿倍仲麻呂“遣唐”1300年記念プロジェクト」を実施している。
その第1弾イベントとして6月25日、26日の両日、平城京歴史館・ 復原遣唐使船前特設エリアで「古代への旅立ち ~遣唐使、平城京出立~」が開催された。会場では歴史ストーリーの中に音楽や踊りを融合させたオリジナル劇「阿倍仲麻呂伝~天平の月~、天理大学雅楽部による雅楽「よみがえる天平の調べ」がそれぞれ披露された、25日には奈良市出身のモデル・タレント三戸なつめさんと奈良大学文学部国文学科の上野誠教授のトークショーが開催され、2日間で約4000人の来場者でにぎわった。