「カードキャプターさくら展」
六本木ヒルズで開催
2018/10/30
月刊少女漫画誌『なかよし』(講談社)で連載中の「カードキャプターさくら」の世界観を体験できる展覧会「カードキャプターさくら展 –魔法にかけられた美術館-」(主催=同展製作委員会)が10月26日から、東京・港区の六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーで開催されている(19年1月3日まで)。
同作は、1996年から2000年に連載され、16年に連載が再開。18年からアニメ「カードキャプターさくら クリアカード編」が放送されるなど大きな反響を呼んでいる人気作。
作者は創作集団「CLAMP(クランプ)」。
同展は“美術館が魔法にかけられた”というストーリー仕立てで構成され、それぞれのエリアを巡って楽しめる。また、展示がより楽しめる、声優陣による撮り下ろしの音声ガイドが用意される。
最初のエリア「はじまりの書庫」では、今も愛される作品の魅力をさまざまな視点で紹介。
続く「スペシャルシアター」では、同展限定のオリジナルストーリーが視聴できる。
「花(フラワー)の部屋」は、作品に登場する花が空間全体を彩るフォトジェニックなエリア。
「包囲(シージュ)された知世のアトリエ」は、主人公の親友・知世の衣装制作アトリエをイメージしたエリアで、作品の魅力の一つでもあるバトルコスチュームをデザイナーや職人が再現した。
「迷(メイズ)な原画ゾーン」は、貴重な原画約200点(前後期計)を展示。
「記録(レコード)の部屋」には、ファンには懐かしい関連グッズが並ぶ。
次のエリアには、作品の人気キャラクター・ケロちゃんのビッグサイズが登場。撮影スポットとして、12月21日までの平日夕方限定で、さくらの杖や衣装を貸し出すサービスもある。
ラストは「カードの間」。作品に登場する、さまざまなカードが展示されている。
ミュージアムショップでは、原作イラストのグッズや、作品に登場する花を使ったアイテムなど約150点を用意。
ギャラリーと同フロアにある「Cafe THE SUN」では同展会期中に、コラボカフェ「SAKURA Cafe&Parlor」をオープンし、作品をイメージしたメニューを提供する。