小西 圭介
株式会社電通
ソリューション開発センター シニア・ソリューション・ディレクター
2002年、米国プロフェット社に出向し、デービッド・アーカー氏らとグローバル企業のブランド戦略構築に携わる。現在はシニア・ソリューション・ディレクターとして、数多くのクライアントのブランド・マーケティング戦略サポートを行うとともに、多数の講演、執筆などで、デジタル時代の新しいブランドおよびマーケティング戦略モデルを提唱している。著書『ソーシャル時代のブランドコミュニティ戦略』、訳書に『顧客生涯価値のデータベースマーケティング』(いずれもダイヤモンド社)他。
最終更新日:2019年06月11日
関連書籍
ソーシャル時代のブランドコミュニティ戦略
つながる、発信する、共に創るためのプラットフォーム構築法 もはや既存メディアを通じた企業による一方的なブランディングは意味を持たなくなった。 今求められるのは顧客とつながり、顧客と共にブランドの価値を高めていくための方法論である。 そのための重要なツールが、ブランドコミュニティだ。 ブランドコミュニティは、特定のブランドに結びついたライフスタイル、行動、価値観を共有する熱心なユーザーによって組織されている。 そこに集まる顧客の声に耳を傾け、顧客主導で、共にブランドをつくりあげていくというアプローチが、まさにソーシャル時代のブランディングに求められているのだ。 そして、このブランドコミュニティにおける成功のカギを握るのが、顧客の行動、共感、発信を促す「動詞のブランディング」である。 ソーシャルメディア時代のブランドコミュニティをいかに構築すべきか、「動詞のブランディング」は何を実現するものなのか。 ブランド先進企業の事例を紐解きながら解説する。