NIPPON在住の、NIPPON通による、NIPPONのこれからのためのキーワード。 #08

列島万華鏡

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    Anne McDonald
    あん・まくどなるど
    上智大学大学院教授 環境歴史学者

2020年に向けて。そしてもっとその先を見据えて。日本はどこを目指すべきでしょうか? どうなると良いでしょうか? 多様性が大事とますます叫ばれそうな予感の今年、まずは多様な意見を聞くことから始めてみたいと思います。
ご登場いただくのは、海外のご出身で、日本にお住まいの15人の方々。日本の外からと中からの両方の視点で、またご活躍のフィールドのプロの視点で、示唆に富んだ多様なキーワードを「書」で表現していただきました。

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かつては海洋文明と言われた日本も、今は海離れしているように感じます。日本は陸よりも海の方がはるかに広いのに、「どこまでが日本国土?」と聞くとだいたいの日本人は陸のことだけを思い浮かべますよね。海も大切な国土です。日本は島国なのだから、もう少し海に目を向けたほうがいいと思います。たとえば海岸沿いを5キロ旅してみれば、獲れる魚が違います。海と地形が変わることで漁法が変わるのです。すると人々の生活の営みやリズムも変わる。海で大きく囲まれた日本列島は、その場所の海や地形によって表情が変わっていくことがわかるでしょう。その豊かさはまさに万華鏡のよう!自分の国を知ることは本当に大事。もっと、日本列島を味わってみませんか。


電通総研 ジャパン・スタディーズ・グループ とは

2020年とその先に向けて、日本の魅力や強みの研究チームを電通総研に設立しました。国内外の様々な領域の方々とのつながり、そして電通の中のすべてのリソースを活かした「ネットワーク型シンクタンク」を目指しています。電通ならではの独自なアプローチ、そして風を読んだその先のカタチを一緒に創っていけるチーム力で、簡単には答えが見い出せない日本の未来づくりに貢献していきたいと考えます。

プロフィール

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    Anne McDonald
    あん・まくどなるど
    上智大学大学院教授 環境歴史学者

    カナダ出身。上智大学大学院地球環境学研究科教授。学生時代に日本に留学して以来、20年以上にわたり日本全国の農村・漁村のフィールドワークを続けている。環境保全のための政府関係の委員を数多く務める。『日本の農漁村とわたし』など著書も多数。

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