インサイトメモ #27

広告費が伸びた商品は?

2012年通年・下半期データ

  • メディアイノベーション・ラボ
    株式会社電通

〈 掲載日:2013.03.12 〉

■ 通年(1-12月)

DASの広告商品分類(小分類767品目)を対象として、2012年の4媒体広告費(前年同期比103.1%)での増減傾向をみた。
※ DASの集計による広告費は4媒体の広告量を公表料金で換算したもので実際の広告費とは異なります。

広告費が増加した商品・減少した商品

(4媒体広告費:10位まで)

増加額の大きな広告商品では、旅行代理店の新聞広告出稿が大幅に増加したほか、移動体通信サービス、2BOXや軽自動車などのテレビCM出稿増加が目立つ。

減少した広告商品では、2012年の東日本大震災の影響による広告団体(ACジャパンのCM)の一時的な増加の反動減、前年に活発だった企業グループの減少、ソーシャルゲームのコンプガチャ問題によるモバイルコンテンツの減少があげられる。

テレビ広告費で増加した商品・減少した商品

移動体通信サービス、軽自動車・2BOXを中心とする自動車・関連品などが伸びた。一方で、震災直後のACジャパンの大量出稿の反動により広告団体が大きく減少した。

新聞広告費で増加した商品・減少した商品

通信販売や旅行代理店、衛星放送などが大幅に増加。一方で、求人以外の案内やバッグなどが減少。

雑誌広告費で増加した商品・減少した商品

婦人服を中心に、腕時計やカジュアルウェアなど、ファッション・アクセサリー関連が大きく伸びた。一方で、モバイルコンテンツや他の通信・情報(電子書籍など)といった、情報・通信関連の落ち込みが目立つ。

ラジオ広告費で増加した商品・減少した商品

通販系医療保険や他の出版物(英語教材など)が伸びた。一方で、広告団体が大きく減少している。

■ 下半期(7-12月)

DASの広告商品分類(小分類767品目)を対象として、2012年下半期の4媒体広告費(前年同期比99.6%)での増減傾向をみた。
※ DASの集計による広告費は4媒体の広告量を公表料金で換算したもので実際の広告費とは異なります。

広告費が増加した商品・減少した商品

(4媒体広告費:10位まで)

増加額の大きな広告商品では、2012年12月に実施された衆議院議員選挙の影響で政党・政治団体が新聞広告を中心に大きく伸びたほか、移動体通信サービスや軽自動車などのテレビCM出稿増加が目立つ。

減少した広告商品では、コンプガチャ問題でソーシャルゲーム関連の出稿が大幅に落ち込んだモバイルコンテンツや、炭酸飲料・国産ビール・他の醸造酒といった飲料関連があげられる。

テレビ広告費で増加した商品・減少した商品

移動体通信サービスや、軽自動車を中心とする自動車・関連品が伸長。一方で、コンプガチャ問題でソーシャルゲーム関連の出稿が控えめとなったモバイルコンテンツが大きく減少した。

新聞広告費で増加した商品・減少した商品

通信販売のほか、2012年12月に実施された衆院選の影響で政党・政治団体が大幅に増加。一方で、求人以外の案内などが減少。

雑誌広告費で増加した商品・減少した商品

婦人服の大幅な増加をはじめ、バッグや紳士服などのファッション・アクセサリー関連が大きく伸びた。一方で、通信販売やモバイルコンテンツなどが減少した。

ラジオ広告費で増加した商品・減少した商品

通販系医療保険のほか、外食・各種サービスや不動産・住宅設備関連のNON商品広告などが伸びた。一方で、通販系自動車保険の落ち込みが目立つ。

プロフィール

  • メディアイノベーション・ラボ
    株式会社電通

    電通総研メディアイノベーション研究部では、メディアや情報通信環境の変化を着実に捉え、進化し続けるオーディエンス(視聴者)の動向を探っていきます。
    世の中のキザシをいち早く発見し、オーディエンスとの「最適なコミュニケーション」を提案しています。

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